イラン最高指導者モジタバ・ハメネイ師の姿が描かれたイラン・テヘランの通り。EPA=聯合ニュース
モジタバ師は28日(現地時間)、「聖なる防衛週間」(イラン・イラク戦争記念週間)とハッサン・ナスララ前ヒズボラ首長の殉教から2年を迎えて発表した国民向け声明を通じてこのように明らかにした。
モジタバ師は「帝国主義勢力は革命初期から戦争などを通じてイランを再び以前の状態に戻そうとしてきた」とし、「敵が戻ることを渇望しているあの後進と屈辱、従属の時代は完全に過ぎ去り、決して再び訪れることはない」と強調した。
続けて「傲慢な勢力による広範な抑圧と2度の戦争などの圧力の中でも、イスラム体制は灰の中から舞い上がる不死鳥のように、むしろさらに強固で強力になった」とし、「今やこの不死鳥は敵国の領土に影を落とすほど巨大になった」と自評した。
域内の海上安全保障および軍事的主導権に関連しても、西側勢力に向けて強い警告を発した。
モジタバ師は「かつてイラン南部の海域は敵軍の遊び場だったが、今ではホルムズ海峡の守備隊と勇敢な戦士たちから痛烈な打撃を受けたため、あえてアラビア海の向こうから進入することができずにいる」とし、「遠からずアラビア海も彼らから完全に解放されるだろう」と述べた。
また、モジタバ師は3000万人以上のイラン国民が国家への献身を誓ったとして内部結束を強調し、女性の社会・防衛分野への参加の役割を高く評価した。
一方、イスラエルと帝国主義者の偽りの約束を頼りにする域内勢力に向けては、「恥と敗北、屈辱だけが残るだろう」と警告した。
モジタバ師は2月28日のイスラエルによる空爆で死亡した父アリ・ハメネイ師の後を継ぎ、3月に最高指導者に就任した。しかし、就任後は一度も公の場に姿を見せず、書面によるメッセージだけで立場を表明してきた。
イランのマスード・ペゼシュキアン大統領ら政府高官は、モジタバ師の負傷説を否定し、同師が国政状況を完全に掌握していると繰り返し説明している。
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