キム・ジユン記者
中国1位のDRAMメーカー長鑫存儲技術(CXMT)の元最高経営責任者(CEO)がサムスン電子出身の韓国人技術陣を呼んでこのように脅迫したという陳述が出てきた。中国半導体企業の超高速成長の裏に隠された「サムスン電子技術狩り」の実体が元CEOの言及を含めた捜査機関の陳述で明らかになったのは初めてだ。
◇「中国政府18ナノできなければ投資切る」
中央日報が確保したサムスン電子で部長を務めた経験のある元CXMT設備投資担当者のチョン氏の陳述書によると、CXMTの王寧国CEO(当時)は2016年10月~12月にチョン氏ら韓国チームを呼んでこのように圧迫した。「本物(のサムスン電子の情報)なのか確認する人脈があるのでむやみに嘘をついてやり過ごそうとは考えるな」とも警告したというのがチョン氏の主張だ。チョン氏は「怖くて恐ろしかった」と述べた。CXMT役員陣はサムスン電子を「イエローマウンテン(黄山)」という暗号名で呼んだ。
サムスン電子で28年間勤めてCXMTに転職したチョン氏は、サムスン電子が1兆6000億ウォンをかけて世界で初めて開発した18ナノDRAMの工程技術を無断で持ち出した容疑で昨年起訴された。4月に1審で懲役7年を宣告され、現在2審の裁判を受けている。
王CEOが出すよう圧迫したサムスン電子の18ナノプロセスレシピはDRAM製造工程約600段階の順序と装備、条件値、設備会社名とモデル名などをすべて盛り込んだ「半導体製造レシピ」だ。18ナノは半導体回路線幅が18ナノメートル(ナノは10億分の1)にすぎない微細工程で、2016年にサムスン電子だけが唯一技術開発に成功して微細工程の「魔の壁」を超えたという評価を受けた。
この情報はサムスン電子工程設計エンジニア出身のパク氏(インターポール赤色手配中)が2016年9月にノート12枚に手書きで書き写して持ち出した。ある現職検事は「CEOが彼らに『韓国政府に告発する』として法的措置をちらつかせたのは、彼ら自ら違法性を認知していたという傍証」と指摘した。
「サムスン電子のレシピ盗んでこい」…堂々と脅したCXMTのCEO(2)
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