ドナルド・トランプ米大統領(右)と習近平中国国家主席が25日(現地時間)、ワシントンDCの国立公文書記録管理局を見学するため現地に到着している。AFP=聯合ニュース
パデュー大使は27日(現地時間)、FOXニュースとのインタビューで「両首脳が会えば、いつもその問題(台湾への武器売却)について話す。そのたびにトランプ大統領は『我々は世界のほかの国々にも武器を売っている』と繰り返し話してきた」とし、「ある時、トランプ大統領は習主席に、中国も米国製武器を少し買う意思はないかと尋ねたりもした」と話した。
今回の首脳会談を前に、習主席がトランプ大統領に直接、台湾に武器を売却しないよう求めるとの見方が出ていた。パデュー大使の発言は、こうした問題提起が実際に行われ、トランプ大統領が冗談で切り返し、事実上これを拒否したとも解釈できる部分だ。パデュー大使は「我々は(米国が台湾に防御用武器を提供するよう定めた)台湾関係法、3つの共同コミュニケ、6つの保証(Six Assurances)を支持する」とも述べた。
パデュー大使は今回の首脳会談に同席した。台湾が購入した140億ドル(約2兆2000億円)規模の武器パッケージの引き渡しが遅れ、10億ドル以上の追加軍事支援も実施されていないことに関連し、「我々は習主席の機嫌を取るため、台湾が自らを防衛するために必要だと求めている武器を拒んでいるのか」と質問されると、「全く違う。私自身がすべての会談に同席したので確実に言えるが、トランプ大統領は台湾問題について、私が見てきた誰よりも断固としている」と答えた。
続けて「大統領は我々が『一つの中国』政策を変えていないことを明確にした。我々は(台湾)独立を支持せず、(中国の)威圧も支持しない」と述べた。
今回の首脳会談後、中国側は習主席がトランプ大統領に「米国が台湾独立に反対する正しい立場を堅持し、台湾問題を慎重に処理」するよう強調したと明らかにした。これを通じて「(米国が)中米間の戦略的協力と両国関係発展のための強固な土台を築くことを望む」とし、台湾独立への反対を両国関係発展の前提条件のように掲げた。これは米国が維持してきた台湾独立を「支持しない」という立場より一歩踏み込み、反対の立場を表明するよう求めたものだった。パデュー大使の説明通りなら、トランプ大統領は台湾独立に「反対」する立場に転換するよう求めた中国の要求を事実上拒否したとみることができる。
「中国も米国製の武器を買ってみないか」…習氏の「台湾圧力」にトランプ流の応酬(2)
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