27日(現地時間)、インド・ウッタルプラデーシュ州ゴーラクプルで、強い嵐によって根こそぎ倒れた木の上に住民らが座っている。[ロイター=聯合ニュース]
27日(現地時間)のAFP通信によると、インド・ウッタルプラデーシュ州の災害救援当局は「州の大半の地域を襲った異例の豪雨により、25日からの3日間で少なくとも56人が死亡した」と明らかにした。
この地域では、3日間で66.5ミリの雨が降った。平年の同じ期間の平均雨量(7.6ミリ)の約9倍に当たる。
当局によると、東部のベンガル湾で発生した低気圧が内陸に移動したことで大雨となり、住宅1000棟余りに浸水などの被害が出たという。
◇平年の9倍の豪雨…主要河川が危険水位を超える
インド中央水資源委員会は、ウッタルプラデーシュ州を流れるガンジス川とガンダク川をはじめ、ガンジス川の支流であるコシ川やバグマティ川など、北部の主要河川が危険水位を超えたと発表した。同委員会は「状況は極めて深刻だ」と警告した。
人口約2億4000万人のウッタルプラデーシュ州は、インドで最も人口が多い地域だ。毎年6~9月の雨季には、大規模な水害が発生している。
ロイター通信によると、ウッタルプラデーシュ州と国境を接するネパールでも、24日から洪水や土砂崩れが相次ぎ、少なくとも14人が死亡した。
カトマンズ・ポストによると、27日午前、ネパール南部ルンビニ州のパルパ地区で、豪雨によって流されてきた土砂が住宅を襲った。この事故で75歳の男性が死亡し、17歳と15歳の娘2人が行方不明となった。
北部ガンダキ州のバグルン地区でも、土砂崩れで住宅が埋まり、女性や子どもなど4人が死亡したことが分かった。
ネパール国家災害リスク削減・管理庁は、主要な河川の水位が上昇し続けていることを受け、全国77地区のうち49地区に鉄砲水警報を発令した。
先月、7500人余りの死者・行方不明者が出た中北部バグマティ州のラスワ、ヌワコット両地区は、今回の高リスク地域には含まれていない。
◇標高7126メートルの高峰のベースキャンプを雪崩が襲う…14人が行方不明
豪雨による被害が続く中、ヒマラヤの高山地帯では雪崩が発生した。
カトマンズ・ポストは、27日午前、ガンダキ州にある標高7126メートルのヒムルン・ヒマールのベースキャンプが雪崩に襲われ、ネパール人スタッフ少なくとも14人が行方不明になったと報じた。
登山手配会社「ヒマラヤ・ホリデー・トレッキング」は、外国人登山客用のテントを設営していたシェルパなどのスタッフ14人との連絡が、雪崩の発生後、完全に途絶えたと明らかにした。
現地当局は、悪天候のため救助用ヘリコプターを飛ばせずにいる。陸路からの接近も阻まれており、救助活動は難航している。
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