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釜山東区北港の人工水路に滞在する「プカンイ」、秋夕連休後に外海へ…思わぬ「サメ特需」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

20日、釜山市東区(プサンシ・トング)の北港・親水(チンス)公園の水路が、サメを見るために集まった人々で混雑している。ソン・ボングン客員記者

釜山市東区(プサンシ・トング)の北港・親水(チンス)公園の人工水路に滞在しているサメを、24日から27日までの秋夕(チュソク、中秋)連休後に外海へ誘導する案が検討されている。




23日、釜山市などによると、前日の22日、釜山市と釜山港湾公社、釜山海洋警察署、国立水産科学院などが集まり、北港親水公園のサメに関する対策会議を開いた。その結果、今回の秋夕連休(24~27日)が過ぎてもサメが水路にとどまる場合、外海へ誘導する案などを検討する予定だ。また、秋夕連休期間に全国からサメを見るため北港親水公園に訪問客が殺到する可能性に備え、安全管理も強化する方針だ。


18日にサメが入り込んだ北港の人工水路は、長さ1.6キロ、幅30~60メートル、水深2.5~4メートルで、自然の底を活かした水路だ。水路の先端がやや曲がった形になっている。ここに突然サメが入り込んだことで、22日までの5日間に3万人を超える訪問客が訪れた。閑散としていた公園が数日の間に「屋外水族館」に変わって全国的な関心を集め、「プカンイ」などの愛称まで付けられた。

実際、先週末には水路周辺の柵に沿って長く並んだ市民が、サメの背びれが1~2秒ほど水面に現れるたびに歓声を上げた。近くのカフェやコンビニなどがサメ特需を享受しており、安全事故を懸念して海上歩道橋への立ち入りが規制され、安全要員約50人が配置されたこともあった。

サメが外海へ抜け出せず水路をぐるぐる回っているのは、水路の構造が影響しているとみられる。キム・ヒョヌ国立水産科学院沿近海資源課研究官は「人が水の外から見れば水路から外海へ出る道が見えるが、サメの立場では狭い水路の真ん中に置かれた状況」とし、「水路両側のコンクリート壁にぶつかり続け、抜け出せずにぐるぐる回っている」と説明した。

海洋警察はサメが発見された直後、警備艦艇などを投入して外海の方向へ誘導しようとしたが、作業を中断した。国立水産科学院が、無理に追い出した場合、サメがストレスを受けて攻撃性を示す可能性があると助言したためだ。韓国内ではサメを救助した経験がほとんどなく、性急に救助した場合、死ぬ可能性も考慮した。キム研究官は「現在、サメの健康状態と遊泳能力を随時確認しながら見守るのが最善」と話した。

サメが北港に入ってきたのは、気候温暖化によって済州(チェジュ)から釜山まで来た後、偶然水路に入り込んだ可能性が高い。今回のサメはメジロザメ科のクロヘリメジロザメと推定される。クロヘリメジロザメは水温12~24度で生息し、韓国沿岸でも確認されてきた種だ。特に済州沿岸でブリの群れを追うことで知られている。キム研究官は「気候変動により、クロヘリメジロザメの餌となるブリなど温帯性魚類群集の北上が加速している」とし、「餌の生息域が済州から釜山へ北上する中、サメも釜山まで移動してきたとみられる」と話した。

オンラインでは、水路内で発見された長さ約1メートルの魚をめぐり、「サメが子どもを産んだのではないか」という出産説も出たが、事実ではない可能性が高い。キム研究官は「クロヘリメジロザメの子どもは非常に小さいため、1メートルの魚がサメの子どもである可能性は全くない」と線を引いた。釜山市はこの魚の正確な種類とサメとの関係を確認している。

釜山市関係者は「現在、プカンイの状態は良好と把握されているが、秋夕連休後も水路にとどまっていれば、安全に外海へ誘導する案を検討する」と話した。



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