トランプ米大統領 [AP=聯合ニュース]
21日(現地時間)、ホワイトハウスによると、トランプ大統領は23日、ワシントン近郊のアンドルーズ空軍基地で習主席と彭麗媛夫人を直接出迎える予定だ。トランプ大統領は昨年のアラスカ首脳会談当時、ウラジーミル・プーチン露大統領を軍基地の滑走路で直接出迎えたことがあるが、ワシントンを訪問した外国首脳をアンドルーズ基地まで出向いて迎えるのは極めて異例だ。
24日には首脳会談に先立ち、両国首脳夫妻が参加する国賓歓迎式が開かれる。ホワイトハウス敷地内の庭園ローズガーデンには陸軍と海兵隊の軍楽隊が総出で参加して閲兵式を行い、上空では戦略爆撃機「B-2スピリット」1機と戦闘機「F-22ラプター」4機による祝賀飛行が行われる。公式の場にあまり姿を見せないメラニア夫人も彭夫人とともに国立スミソニアン博物館を見学するなど、首脳外交に加わる予定だ。
トランプ大統領の歓待は、貿易・安全保障などをめぐり両国間で激しい交渉が予想される中、最高水準の礼遇を通じて習主席から柔軟な姿勢を引き出そうとするねらいではないかとの見方が出ている。前日、何立峰・中国国務院副首相とニューヨークで首脳会談の議題を最終調整したスコット・ベッセント米財務長官はこの日、CNBCとのインタビューで、両国の貿易休戦の延長と人工知能(AI)問題が主な議題になると明らかにした。両国は昨年10月に「関税休戦」で合意しており、この休戦は11月10日に期限を迎える予定だ。
また両国は、AIリスク防止に向けた公式協議体を設け、直ちに意思疎通できる「ホットライン」を構築することにした。5月の首脳会談で合意した貿易委員会構想も具体化されるとみられる。貿易委員会は、中国産消費財や米国産農産物など、国家安全保障との関連性が低い300億ドル(約4兆7200億円)規模の品目について関税引き下げを協議する機構だ。
一方、北朝鮮の核問題は主要議題として扱われないとの見方も出ている。清華大学の戦略・安全保障研究センターの周波・研究員は「北朝鮮が核を放棄したり、米国が主要な対北朝鮮制裁を放棄したりするのが難しい状況で、米中首脳会談が北朝鮮問題の一括妥結案を導き出すのは難しい」との見方を示した。トランプ大統領が北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長との会談を推進し、習主席は今年6月に平壌を訪問したが、北朝鮮問題が積極的に取り上げられる可能性は高くないとの分析だ。
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