2024年1月5日、北朝鮮が西海北方限界線(NLL)の緩衝水域に200発以上の砲撃をしたことを受け、海兵隊がこれに対抗して海上射撃訓練を実施した。海兵隊第6旅団のK9自走砲が海上の目標に向けて射撃している。 [写真=海兵隊]
西北島嶼防衛司令部は同日、傘下の海兵隊第6旅団と延坪部隊が西海NLL南側の海上で、K9自走砲160発とK239「チョンム」多連装ロケット砲40発など実射訓練を実施したと発表した。海兵隊は「わが海域で実施する通常かつ定例的で防御的な性格の訓練」と説明した。
海兵隊がNLL付近で実射訓練を行うのは李在明(イ・ジェミョン)政権に入って今回が6回目。7月の訓練ではK9自走砲やスパイク対戦車ミサイル、チョンム、誘導ロケット「飛弓」など約300発を発射した。今回は射撃量が減ったが、海兵隊は季節的な要因によるもので訓練自体は当初の計画通り実施されたと説明した。
今回の訓練は事前に計画されていたが、前日に北朝鮮が弾道ミサイルを発射した直後に実施されたため、結果的に対抗措置のような形になった。北朝鮮は前日、元山(ウォンサン)から東海(トンヘ、日本名・日本海)に向けて火星11型系列の短距離弾道ミサイル(SRBM)2発を発射した。ミサイルはそれぞれ約450キロと600キロ飛翔し、公海上に落下した。米中首脳会談や国連総会などを控え、北朝鮮が軍事的な存在感を誇示しようとしたとの分析もある。
北朝鮮はこれまで韓国軍のNLL付近での実射訓練に敏感に反応してきた。韓国軍が訓練を予定通り継続することについて、専門家らは北朝鮮軍の海軍力強化の動きと関係があるとの見方を示している。北朝鮮は6日、東海の元山港で、5000トン級の最新型駆逐艦の2番艦「姜健(カン・ゴン)」を就役させる式典を開いた。これに先立ち6月には西海の南浦(ナムポ)港で同型の1番艦「崔賢(チェ・ヒョン)」艦の就役式を行った。
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