21日、岡崎中央総合公園野球場で行われた2026愛知・名古屋アジア競技大会野球B組グループリーグ第1戦の韓国-台湾戦で、韓国先発の郭彬(クァク・ビン)が力投している。 [聯合ニュース]
柳志炫(リュ・ジヒョン)監督が率いる韓国代表は21日、愛知県岡崎中央総合公園野球場で行われた2026愛知・名古屋アジア大会の野球グループリーグB組第1戦で台湾に5-0で勝利した。韓国代表は2010年広州、2014年仁川、2018年ジャカルタ・パレンバン、2023年杭州に続く5大会連続の金メダルを目指している。
かつては韓国より実力が劣ると見られていた台湾だが、近年は決して容易な相手ではない。精鋭メンバーで臨んだ2024年のプレミア12と、今年のワールドベースボールクラシック(WBC)でも韓国は台湾に敗れた。3年前の杭州大会でも韓国は予選で台湾に敗れ、決勝で勝利した。今回も戦力的には韓国が優位とみられていたが、勝利を確実に予想できる相手ではなかった。サッカーとは異なり年齢制限のない大会だが、韓国は24歳以下の若手を中心に代表メンバーを構成した。一方、台湾はプロ選手や海外組の一部、実業団チームの選手で代表チームを組んだ。
この試合を前に、台湾は王彦程(ハンファ・イーグルス)かマイナーリーグ所属の林昱珉(アリゾナ・ダイヤモンドバックス)が先発するとの見方があった。しかし実際にマウンドに上がったのは20歳の新鋭、林佾葳だった。台湾の実業団チーム、合作金庫銀行所属の右腕で、球速は140キロ台後半ながら、投球時の独特なキック動作で打者のタイミングを外すスタイルだ。韓国打線は5回まで相手の失策とパク・ジェヒョンの犠牲フライによる1点を挙げるにとどまった。
打線が沈黙する中、先発の郭彬がマウンドを守った。速球で相手打者を抑え、落差の大きいカーブで空振りを奪った。6イニングを投げて1本の安打を許さず2四球の無失点に抑え、10個の三振を奪った。電光掲示板に最速164キロが表示されると、スタンドのファンから大きな歓声が上がった。
3回に先頭打者に四球を与えた後、捕手チョ・ヒョンウのパスボールで無死二塁の場面を招いたのが、ほぼ唯一のピンチだった。しかしその後、犠牲バントをフライアウトとし、後続打者も連続三振に仕留めた。
柳志炫監督は今大会を前に今季KBOリーグで防御率2.26、奪三振186といずれもトップクラスの成績を残している郭彬をオーバーエージ枠(24歳超の選手、最大3人)で選出し、エースの役割を託した。同時に3年前の杭州大会での悔しさを自ら晴らすことを期待した。当時の郭彬は背中の痛みのため大会で1球も投げることができず、悔しさを抱えながら金メダルを首にかけた。今大会では指揮官の期待に応えるかのように圧倒的な球威を見せ、台湾撃破の立役者となった。90球を投げて交代した郭彬は決勝でもまた先発する可能性がある。
台湾先発の林佾葳がマウンドを降りると、韓国打線も活気づいた。7回裏、金周元(キム・ジュウォン)が中前打を放つと、一塁走者だった文保景(ムン・ボギョン)の代走チョン・ジュンジェが俊足を飛ばして一気に三塁まで進んだ。続くパク・ジュンスンが右翼線に適時二塁打を放ち、チョン・ジュンジェがホームを踏んだ。さらにチョ・ヒョンウの中犠飛で1点を追加し、スコアを3-0とした。
8回には金倒永(キム・ドヨン)も安打を放った。1番打者として先発し、最初の3打席では2三振を含む無安打に終わっていたが、4打席目は違った。中前打を放つと、爆発的なスピードで二塁まで進み、続くムン・ヒョンビンの内野ゴロで三塁に進塁した後、盧施煥(ノ・シファン)の犠牲フライでホームを踏んだ。さらに代打の尹橦熙(ユン・ドンヒ)が左越ソロ本塁打を放ち、勝負を決めた。
先発の郭彬だけでなく、救援陣も力を発揮した。7回から登板した趙丙炫(チョ・ビョンヒョン)は2イニングを完璧に抑え、9回には朴英賢(パク・ヨンヒョン)が2本の安打を許しながらも冷静な投球で無失点に抑え、チームの完封勝利を守った。
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