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MDLまでわずか100メートル…地雷爆発で韓国軍将校が足首を失う

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

韓国軍合同参謀本部は18日、北朝鮮が4月ごろから北方限界線など前線地域の数カ所に多数の兵力を投入し、警戒態勢を強化するため、草木の除去による見通しの確保、地雷の埋設、戦術道路の補強、対戦車障壁とみられる構造物の設置など、さまざまな作業を進めていると明らかにした。写真は前線地域で地雷を埋設する北朝鮮軍の様子。[合同参謀本部提供、ニュース1]

北朝鮮軍が軍事境界線(MDL)付近で進めた要塞化作業を巡り、韓国軍が現地調査の準備をしていたところ、地雷の爆発事故が発生し、韓国軍の将兵少なくとも2人が重傷を負った。事故現場はMDLから100メートルも離れていない場所で、軍当局は北朝鮮軍が埋設した地雷の可能性も視野に入れて調べている。

21日、合同参謀本部と複数の軍関係筋によると、同日午前10時50分ごろ、陸軍第25師団が管轄する京畿道坡州市(キョンギド・パジュシ)の最前線地域にある一般前哨(GOP)大隊で、原因不明の爆発事故が発生した。佐官級の将校1人が足首の一部を失い、工兵部隊に所属する下士官1人も重傷を負った。別の下士官1人も負傷したと伝えられている。事故直後、軍は国連軍司令部の協力を得て非武装地帯(DMZ)内に軍用ヘリコプターを投入し、重傷者らを国軍首都病院へ緊急搬送した。幸い、命に別条はないという。


特に、事故現場はMDLから100メートル以内に位置している。ある消息筋は「見る位置によって異なる可能性はあるが、最も近い地点では50メートル余りだ」と伝えた。これは、北朝鮮軍がMDL付近に埋設した地雷が原因である可能性も高まることを意味する。


これに先立ち、国民の力の庾竜源(ユ・ヨンウォン)議員は、第25師団が管轄する前線で北朝鮮軍が造成した地雷地帯6カ所が、MDLを約10~15メートル越えていると主張した。庾議員はこの日、「事故が北朝鮮軍の埋設した地雷によるものなのか、以前からあった未確認の地雷によるものなのか、徹底的に調べる必要がある」と述べた。

この地域は臨津江(イムジンガン)に近いため、北朝鮮軍が北側に埋設した地雷が流されてきた可能性も排除できない。軍当局は、北朝鮮軍が意図的にMDLの南側に地雷を埋設した可能性は低いとみているものの、その可能性についても調べている。その場合、2015年の「木箱地雷事件」のように、南北間の緊張が急激に高まる恐れがある。当時、北朝鮮軍が埋設した木箱地雷が爆発し、陸軍のハ・ジェホン予備役中士とキム・ジョンウォン上士(いずれも当時は下士)が脚や足首などを失った。その後、北朝鮮向けの拡声器放送の再開、北朝鮮軍による砲撃、韓国軍の応射へとつながった。合同参謀本部の関係者は「爆発の原因については、あらゆる可能性を視野に入れて調査する予定だ」と述べた。

今回の事故は、北朝鮮軍によるMDL越境や地雷埋設などの要塞化作業について、韓国軍と国連軍司令部が共同現地調査の準備を進める中で発生した。管轄部隊が新たな捜索ルートを確保する作業中に、事故が起きた可能性があると伝えられている。

軍は北朝鮮軍が誤った判断を下すのを防ぐため、現場での警告放送を通じてヘリコプターによる搬送計画などを北朝鮮側に知らせ、国連軍司令部を通じて北朝鮮側に通知文も送った。第25師団を管轄する陸軍第1軍団は、一時、管轄する全地域で火力部隊の待機態勢を引き上げた。



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