[聯合ニュース]
さらに15分待って到着した車両に表示されていた行き先はバレーボール会場(パークアリーナ小牧)ではなくメインプレスセンターだった。急きょ代わりの車を手配したようだ。バスで移動中、かなり前に出発した韓国女子バレーボール代表選手団のバスが目に入った。会場で会ったチャ・サンヒョン女子バレー代表監督は「動線がめちゃくちゃで移動にかなり時間がかかった」と言ってため息をついた。
男子サッカー韓国代表チームは車両に関するトラブルをすでに2回経験した。15日に行われたカタールとのグループリーグ第1戦(4-1で勝利)の前、シャトルバスの運転手が場所を間違えて野球場に向かい、競技場への到着が30分遅れた。ウォーミングアップの時間が不足し、代表チーム関係者は試合中、選手のけがを心配しなければならなかった。翌日には練習場に向かうバスが準備されていなかった。
今大会は名古屋を中心に愛知県内19都市の施設を使用する。メイン競技場やメインプレスセンターなどは名古屋にあるが、サッカーの一部の試合は静岡と大阪で、ホッケーとボートは岐阜で行われる。水泳は名古屋から350キロ離れた東京で行われる。タイトルはアジア大会だが、開催方式は拠点都市を設けて広域圏で開催する韓国の全国体育大会と似ている。
大規模なスポーツイベントを各地で分散開催することは避けられない流れだ。今年2月のミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪も史上初めて2地域を共同開催地に掲げ、4つのクラスターに分けて競技を進行した。最近閉幕した北中米ワールドカップ(米国・メキシコ・カナダの共同開催)も同じだ。大会後に新設施設が莫大な維持費を食う、いわゆる「ホワイトエレファント(見た目は立派だが役に立たない施設)」をなくすための現実的な選択だ。
ただ、今大会は日本政府ではなく愛知県の主導で準備されたため、財政状況が一段と厳しい。当初、組織委員会は政府に400億円の予算支援を要請したが、実際に配分された金額は150億円にすぎなかった。さらに大会招致当時は1000億円(約8830億ウォン)前後と見込んでいた総事業費が、国際情勢に伴う建設費の高騰により3700億円まで膨れ上がった。
結局、組織委員会は選手村の建設を白紙化し、コンテナとクルーズ船を宿泊施設として代用した。大会運営人員も十分に確保できなかった。劣悪な施設と運営システムの問題が続く中、普段のコンディションを維持することが今大会に参加する各国選手団の重要な課題に浮上している。
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