ピート・ヘグセス米国防長官。[写真 AP=聯合ニュース]
マッシー議員は15日(現地時間)、米下院本会議場で34ページにわたるヘグセス長官の弾劾訴追決議案の条項を自ら読み上げた。決議案を優先処理(Privileged)案件として提出し、2日以内に下院本会議で採決に付されるよう強行措置を取った。
マッシー議員は、ヘグセス長官が議会の正式な承認なしにイランとの軍事衝突を指揮し、議会の戦争阻止決議にもかかわらずこれを強行して、1973年に制定された「戦争権限法」に違反したと主張した。
また、今年初めのベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領の拘束作戦や海上の麻薬関連が疑われる船舶への撃沈指示などについても、「憲法上の権限がない職権乱用であり、ベネズエラの石油掌握に向けた違法な命令」と強く非難した。
今回の弾劾案は指導部や同僚議員との事前協議なしに電撃的に推進され、党内に大きな衝撃を与えた。マッシー議員はエプスタイン関連文書の公開要求やイラン戦争に反対する動きでトランプ大統領と対立し、「裏切り者」の烙印を押された人物だ。
マッシー議員は5月の共和党予備選でトランプ大統領が支持したエド・ギャルレイン候補に敗れ、11月の中間選挙での8選への挑戦が頓挫した。
海外メディアは、共和党が下院で多数党を占めているだけに、今回の弾劾案が最終的に可決される可能性は事実上皆無だと分析した。
しかし、11月の中間選挙を控えた時期に敏感な採決を強行させることで、共和党内の分裂を表面化させ、指導部に政治的負担を負わせたとの評価が出ている。
一方、トッド・ブランチ米司法長官はホワイトハウスのブリーフィングを通じて「ヘグセス長官は法律を順守し、優れた成果を上げている」とし、今回の弾劾訴追案の法的根拠に疑問を呈してヘグセス長官を積極的に擁護した。
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