2025年2月11日、フランスで撮影されたビットコイン関連資料写真。スマートフォンの画面にビットコインのロゴが表示されている。[写真 AFP=聯合ニュース]
世界的な事前論文公開サイト「アーカイブ」によると、最近「ショアアルゴリズムの楕円曲線点加算最適化に向けた開放型自動研究」という論文が掲載された。イーサリアム財団とシータラボ、スタークウェアなどに所属する100人以上の参加者がAIを利用してビットコインとイーサリアムの暗号を解くのに使える量子コンピュータの計算法を改善した公開研究プロジェクトだ。
グーグル・クォンタムAIは3月にショアアルゴリズムが繰り返し遂行する「点加算」演算に必要な量子回路の資源点数を約30億と提示したが、研究陣が新たに設計した回路の点数は約15億と半分以下に低くなった。例えばこれまで金庫を開く作業に掘削機30台が必要だったが、作業順序を変えることにより約15台で処理できるようになった形だ。
ビットコイン取引にはだれでも見ることができる公開鍵と所有者だけが知る秘密鍵が使われる。現在のコンピュータでは公開鍵を通じて秘密鍵を逆算することは事実上不可能だ。だが十分に強力な量子コンピュータがこのアルゴリズムを実行すれば秘密鍵を知り他の人のコインを横取りできる可能性がある。暗号資産業界では量子コンピュータが既存の暗号体系を突破する日を「Qデー」と呼ぶ。すでに普及したAIがビットコインの「Qデー」を繰り上げられるという診断だ。
この研究結果は最近拡散する「AI速度調節論」とも関係している。論文を主導したシータラボのジエイ・ロン最高技術責任者(CTO)は「攻撃が差し迫ったものではないが、対応には数年がかかり、攻撃が発生すれば既存の資産を遡及して保護できない点で準備が急がれる」と話した。
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