成均館大学のクォン・ソクチュン教授は「次のチキンゲームがきても中国企業は技術格差と関係なく簡単に死なない『ゾンビ企業』になるかもしれない。死なない相手とどのように競争するのか韓国はまだ準備が足りていない」と話した。ウ・サンジョ記者
――韓国の半導体政策はどのように評価するか。
ファン教授「もっとも大きな問題だ。韓国を食べさせる産業が政界では政治的目標を達成するための手段になった。半導体は国同士のゲームなのに、韓国は地域間のゲームに置き換えている。半導体特別法を見ればこれが半導体特別法なのか『半導体地方法』なのか識別できない状況だ」。
――数えてみたら「地方」という単語が36回出てくる。
ファン教授「主務官庁である産業通商資源部の公務員も地方ばかり強調してはならないということをわかっている。ところがその人たちの首を握っているのが政治家だ。半導体産業を地域均衡発展に向けた道具に使ってはならない。金の卵を産むガチョウをつぶしている」。
◇「中国は分け合う代わりに競争」
――韓国の大学研究生態系は何が問題なのか。
ファン教授「企業がうまくやり始め、『われわれが処理するから大学は学生を早く送ってほしい』という形になった。サムスン電子とSKハイニックス、両社が研究開発に数十兆ウォンを使うのに大学の半導体研究費は政府と民間支援を合わせても年間3000億ウォン程度だ。これで何ができるだろうか」。
ペク教授「大学も問題だ。中国も重複投資が多いがそこはうまくいくところとだめなところに分かれる。韓国は60点以下もなく80点以上もない。平均的にみんな似ている。大学の中でも『そっちはここを越えるな、こちらもそっちを越えない』という形で縄張りを分けている。中国は互いに越えて競争する。勝つ側にさらに集中する」。
――いま韓国がすべきことは何か。
ファン教授「まだ韓国が中国をリードしている。遅くなる前にチキンゲームを仕掛けなければならない。中国の浮上を遅らせるには物量を増やさなければならない。そうするには竜仁(ヨンイン)工場を早く作って生産能力を大きく引き上げなければならない。好況が続くものと考えてはならない。半導体超過税収で苦しい人を助けるのも良いが、一部は大学研究基盤に投じて経験を次世代に伝授しなければならない。いまは中国の追撃を振り払う千載一遇の機会だ。果実を分け合って食べることだけに没頭する時ではない」。
クォン教授「政府がしっかりとした共用ファブを作らなければならない。いまはあちこちに少しずつ作っており実際の先端工程をやる所はない。共同研究ファブを作って研究者が失敗できる研究をしなければならない。破壊的な革新がどの方向から出るかもわからないならば、あらゆる方向を探索しなければならない。その不確実性を政府が受け入れなければならない。いまは韓国に技術的優位だけでなく米国の対中制裁という地政学的利点もある。今後台湾とも協力する道を開くこともできる」。
「中国は3塁から走るのに…韓国の半導体は地域で分配」(1)
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