ホルムズ海峡付近を航行する船舶。※記事内容とは関係ありません。AFP=聯合ニュース
イラン半国営ファルス通信とセパニュースによると、革命防衛隊海軍は14日(現地時間)に声明を出し、「ホルムズ海峡南側の制限区域を通過しようとしたパナマ船籍の2万8799トン級超大型タンカー『EL GAIA』が機雷に衝突して爆発した」と伝えた。
革命防衛隊は「消火の試みが失敗に終わり、現在タンカー全体が炎に包まれている状態」と説明した。
革命防衛隊側は「この不法航路の危険性についてはすでに事前に警告したことがある」とし、「ホルムズ海峡は現在封鎖されており、革命防衛隊の徹底した情報監視および統制下にあることを断固として宣言する」と強調した。
今回の事件は、米国とイランの軍事的緊張が再燃する中で発生した。2月に両国間で戦争が勃発した後、イランが海峡を封鎖して機雷を敷設した。その後、6月の終戦了解覚書(MOU)を通じて海峡の再開放に合意したことがある。
しかし、統制権をめぐる隔たりを埋められず、イランは指定航路を外れた船舶を攻撃してきた。米国もこれに対応してイランの商船やタンカーを攻撃するなど、報復が続いた。
前日の13日にも、イラン商船への攻撃で1人が死亡し、3人が負傷する事故が発生した。
これに関連し、米中央軍はこの日、EL GAIAはイランのドローン攻撃によって破壊されたとし、機雷に衝突したとの主張は虚偽だと主張した。
中央軍はソーシャルメディアのX(旧ツイッター)を通じて「パナマ船籍のタンカーEL GAIAは先月、イランのミサイル攻撃を受けて航行不能状態になった」と明らかにした。
続けて「この週末、イランはオマーン沿岸海域に停泊中だった船舶をドローンで再び攻撃した」とし、「現在EL GAIAは域内協力国の支援を受けてえい航されている」と説明した。
そのうえで「革命防衛隊の虚偽の主張は、ホルムズ海峡で商船の運航を妨害しようとする彼らのうそと脅迫の試みのもう一つの事例」と強調した。
一方、通航の安全と封鎖解除を協議するため14日にオマーンで開かれる予定だった湾岸諸国とイランの間の関連会議は、開催直前に急きょ延期された。
イランは海峡を利用する船舶に通航料を課す制度などを求めているが、オマーンなど周辺国がこれに反対し、交渉は難航しているという。
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