ドナルド・トランプ米大統領が13日(現地時間)、アイルランドにある自身のゴルフ場で開かれたゴルフ大会に出席した後、大統領専用機「エアフォースワン」でワシントンに戻る機内で記者団と話している。トランプ氏がゴルフ大会に出席している間、サウジアラビアの陸上輸送路はイランの支援を受けた勢力の攻撃を受け、原油の迂回輸送が中断されたが、トランプ氏は特別な対策を示さず「すべてうまくいく」とだけ述べた。AP=聯合ニュース
こうした中、イランの支援を受けた勢力の攻撃で、迂回輸送路である陸上の「東西パイプライン」の稼働が中断されたサウジアラビアは、やむを得ずホルムズ海峡を通じた原油輸送を拡大する案を推進している。しかしイランはこの日、ホルムズ海峡を通過していた船舶が機雷に衝突して爆発したと主張した。機雷が完全に除去されたというトランプ氏の主張とは相反する状況だ。
◇「原油価格上昇はウクライナのロシア攻撃のため」
トランプ氏はこの日、自身のソーシャルメディア(SNS)に「世界のディーゼル(軽油)価格の上昇はイランではなく、主にロシアとウクライナの戦争のため」とし、「(軽油不足は)中東のためではなく、ロシアとウクライナの間で起きていることによって生じた」と主張した。
トランプ氏は前日、アイルランド訪問中にもウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領に向けて「ロシアの軽油施設への攻撃を中止しなければならない」と求めた。原油価格上昇を触発したイラン戦争の責任を無視し、むしろロシアの侵攻を受けたウクライナに責任を転嫁する発言だ。
トランプ氏はイランについては「イランは迅速に、そして切実に合意を望んでいる」とし、「米国が(イランと)交渉に乗り出すかどうかは私が決める。交渉に乗り出すという構想自体にはオープンだ」と述べた。
イラン戦争の余波で国際原油価格が高騰する中、特に米国で庶民の物価に直結する軽油価格は過去最高を記録し、1ガロン当たり6ドルを超えた。トランプ氏のこの日の主張は、11月の中間選挙を控えて核心争点に浮上した原油価格問題が、自身が起こしたイラン戦争ではなく、自身の任期前に始まったウクライナ戦争のためだと主張する意図とみられる。
「陸路」まで遮断されたのに…トランプ氏「軽油急騰はウクライナのロシア攻撃のせい」(2)
この記事を読んで…