10日午後、ソウルのハナ銀行ディーリングルームにモニターに為替相場が表示されている。
韓国銀行経済統計システムによると、7月1日から今月11日までウォン相場はドルに対し15.41%上がった。相場は1ドル=1551.20ウォンから1344.10ウォンとウォン高が進んだ。同じ期間の円上昇率5.29%の約3倍だ。
主要6通貨に対するドルの価値を示すドル指数はこの期間に0.02%下落するのにとどまった。ウォンの著しい上昇には半導体好況で増えたドル供給が主要背景に挙げられる。1~8月の半導体輸出は2810億ドルで前年より169.6%増えた。国際金融協会(IIF)は大規模経常黒字と半導体企業の国内投資をウォンの中長期強勢要因に挙げた。
ウォン高は逆に半導体実績も圧迫している。海外に売られる半導体はほとんどがドルで決済される。同じ量を売ってもウォンが上がるほど国内帳簿上の実績は悪くなるほかない。実際に証券街で予想したサムスン電子とSKハイニックスの今年の営業利益は、7月10日の661兆ウォンから今月11日には640兆ウォンと2カ月で21兆ウォン下がった。野村証券はウォンが10%上がると韓国メモリー企業の営業利益が短期的に約12%減ると試算した。SKハイニックスも半期報告書でドル相場が10%下落すれば税引き前利益が約4兆7500億ウォン減少すると公示した。
株価見通しも低くなった。シティバンクは3日、サムスン電子の目標株価を45万ウォンから43万ウォンに、SKハイニックスは310万ウォンから300万ウォンに引き下げ、「為替相場の逆風を反映した調整」と説明した。
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