11日(現地時間)、ワシントンのホワイトハウス近くにある国防総省で開かれた米同時多発テロから25年の追悼式に出席したドナルド・トランプ米大統領。[ロイター=聯合ニュース]
こうした中、民主党は11月の中間選挙で勝利した場合、トランプ氏とその家族、政権内の側近らの資産増加の経緯や不正疑惑などを集中的に調査する計画だという。
◇「美術館に高さ9.1メートルのワシントン像を建てよ」
トランプ氏は同日、自身のSNSで、ワシントンの米国歴史博物館の入り口に設置されている彫刻「インフィニティ(Infinity)」について、「あの場所に高さ30フィートの巨大なワシントン像を設置せよ」と要求した。「あの奇妙なモダニズムの彫刻(インフィニティ)は、米国について何も伝えず、何の感銘も与えず、われわれの国の偉大な英雄を一人もたたえていない」と主張した。
続けて「ジョージ・ワシントンは違う。彼は間違いなく、米国で最も偉大な英雄だ」とし、「彼がいなければ、わが国もわれわれの自由も存在しなかっただろう」と強調した。そのうえで、「ワシントン生誕300年となる2032年2月22日までの5年間、(彼の生涯と業績をたたえる)展覧会を開催するよう求める」と付け加えた。
現在、米国歴史博物館の入り口には、ホセ・デ・リベラが1967年に制作したステンレス鋼製の「インフィニティ」が展示されている。ワシントンの主要な公共建築物に設置された抽象彫刻としては、最も早い時期の作品の一つだ。
トランプ氏は最近、ワシントンやリンカーンなど、尊敬を集める歴代大統領と自らを同列に位置づけようとする試みを繰り返している。ワシントンと並んで馬に乗る姿や、リンカーンの隣に座る姿、現在建設中のホワイトハウス東棟の宴会場とみられる場所をワシントンに案内する姿を描いた人工知能(AI)生成画像を、相次いでSNSに投稿した。自らをワシントンやリンカーンよりも偉大な大統領だとする投稿もしている。
◇続く「文化戦争」…弾劾記録の削除を指示
今回の発言は、トランプ氏が国立の博物館や美術館を運営するスミソニアン財団と繰り広げてきた「歴史・文化戦争」の延長線上にある。トランプ氏は、同財団が左派に偏った歴史観と、リベラル派が掲げる「多様性・公平性・包摂性」(DEI)の理念にとらわれた学術研究や展示を行っていると批判してきた。
トランプ氏は第2次政権発足直後の昨年3月、「スミソニアン財団傘下の博物館や美術館などから不適切なイデオロギーを排除し、米国の偉大さを強調せよ」とする大統領令を出した。これを受け、米国歴史博物館はトランプ氏に対する2件の弾劾訴追の説明を削除したが、最終的には元に戻した。
今年7月には、ホワイトハウスの国内政策会議が「米国の歴史を救う」と題する報告書で、米国歴史博物館がゆがんだ歴史観と不適切なイデオロギーを助長し、「急進的な行動主義の思想によって組織的に支配されている」と評価した。トランプ氏と対立してきたスミソニアン財団のロニー・バンチ3世事務総長は、結局、今月8日に今年末で退任すると発表した。
「ワシントン像を建てよ」と求めるトランプ氏…民主党、大規模な疑惑追及を予告(2)
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