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サウジ原油ルートがどれも遮断の危機なのに…ゴルフ大会出席のトランプ氏「すべてうまくいく」(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

12日(現地時間)、アイルランド・ダブリンで市民がドナルド・トランプ米大統領の訪問に反対してデモを行っている。ロイター=聯合ニュース

◇トランプ氏「背後はイラン」…サウジの支援要請は拒否

アイルランド・オープンゴルフ大会に出席するためアイルランドを訪問中のトランプ大統領はこの日、ダブリンで記者団と会った際、「攻撃の背後にイランがいるとみるか」との質問に「おそらくそうだ」とし、「彼らはおそらく今、勢いづいているだろう」と答えた。


トランプ大統領は続けて、フーシ派の紅海進出について「懸念していない」と述べた。そのうえで「フーシ派がわれわれに連絡してきたが、われわれとは戦いたくないということだ」とし、「(米国を含む)大部分の船舶の通航を認めており、ただ一つの国(サウジアラビア)に対してだけ不満を抱いている」と主張した。


中東の主要同盟国と評価されるサウジアラビアの原油輸出ルートが事実上遮断された状況にもかかわらず、米国に直接的な被害が発生していないため関係ないという趣旨の回答だ。今回のドローン攻撃でサウジアラビアの迂回陸上送油管が破壊される前から、サウジアラビアの先月の原油輸出量は10年ぶりの低水準を記録していた。

こうした状況でもトランプ大統領は、サウジアラビアの実力者ムハンマド・ビン・サルマン皇太子がフーシ派に対する米軍の直接攻撃を要請したものの、これを拒否したという。トランプ大統領はこの日も「フーシ派は米軍が介入しないよう要請しており、われわれとは戦おうとは思っていない」と述べた。

◇「米国、イラン・ネットワーク稼働の引き金を引いた」

トランプ大統領は中東情勢の見通しについて「すべてうまく解決する」と改めて強調した。しかし中東専門家は、フーシ派による紅海航路の統制と、イラクから発射されたドローンによる陸上輸送路への攻撃について、戦争の新たな局面になり得るとの見方を示した。

米シンクタンク「ニュー・アメリカ」のフーシ派専門家アダム・バロン氏はこの日、WPに「イラン戦争でイランが弱体化したのは事実だが、今回の攻撃によって、イランが最も必要とする瞬間に中東のイラン・ネットワークがどれほど強力かつ一体的に機能するのかが立証された」と評価した。

続けて「これはイランが数年間にわたり準備し、推進してきたことだ」とし、「イラン戦争によって、まるで引き金が引かれたかのように中東のイラン・ネットワークが本格的に稼働し始めた状況とみるべきだ」と述べた。イラン自体は弱体化したかもしれないが、イランの代理勢力が収めた軍事的成功は、中東でむしろイランの影響力が拡大したことを意味するという説明だ。

こうした懸念にもかかわらず、トランプ大統領はゴルフ大会への出席を前に、イラン戦争の終了時期について「おそらく近いうちになるだろう。おそらく中間選挙直後になる」と述べた。そのうえで「(戦争が終われば)原油価格は急落する」との主張を繰り返した。

トランプ大統領の楽観的な見通しにもかかわらず、国際原油価格は上昇を続けている。イラン戦争直前の2月27日に1バレル=70ドル水準だった国際原油価格は、今では110ドル突破を目前にしている。特に1ガロン=2.98ドルだった米国内のガソリン価格は平均4.3ドルを超え、11月の中間選挙の最大の争点として浮上している。


サウジ原油ルートがどれも遮断の危機なのに…ゴルフ大会出席のトランプ氏「すべてうまくいく」(1)

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