ドナルド・トランプ米大統領が12日(現地時間)、アイルランドのトランプ・インターナショナル・ゴルフリンクスで開かれた「アイルランド・オープン」ゴルフ大会に出席し、試合を観戦している。トランプ大統領はこの日、サウジアラビアの陸上原油輸送パイプラインが攻撃されたことについて、背後にイランがいると指摘しながらも「すべてうまくいく」と述べ、特に対策を示さなかった。ロイター=聯合ニュース
ワシントン・ポスト(WP)は12日、「イラン自体は弱体化したかもしれないが、中東全域に本格的に配置された『イラン・ネットワーク』が稼働し始めた」とし、状況が急激に悪化する可能性を警告した。これに対し、自身のゴルフ場で開かれるゴルフ大会に出席するためアイルランドを訪問したドナルド・トランプ米大統領は、具体的な対応策を示さないまま「すべてうまくいく」とだけ述べた。
◇陸路まで遮断か…サウジ原油パイプライン被弾
サウジアラビアは10日、リヤドとメディナを狙ったドローン攻撃により、主要送油管である東西パイプラインの稼働が停止したと明らかにした。このパイプラインはホルムズ海峡封鎖後、イエメンを拠点とする親イランのフーシ派反政府勢力の攻撃で紅海まで遮断された後、代替輸送路として利用されてきた。
フーシ派は紅海沿岸の主要港モカを掌握した後、バブ・エル・マンデブ海峡の要衝であるペリム島まで掌握している。ここは紅海に入るバブ・エル・マンデブ海峡の水路を分ける戦略的要衝だ。AFPは「フーシ派が紅海に入る海峡の統制権を事実上確保した」と評価した。
紅海が反政府勢力の統制下に入った直後、サウジアラビアの陸上輸送路までドローン攻撃を受けた。ところがドローンが発射されたのはイエメンではなくイラクだった。イラク首相府は12日午前0時を過ぎたころ、このドローンが自国から発射された事実を確認したとし、これに関連して軍指揮官1人を解任したと発表した。
イラクはドローン攻撃の正確な主体については明らかにしなかった。ただ、APは「イラク国内の親イラン武装勢力が、イエメンの親イラン反政府勢力フーシ派とともにサウジアラビアを狙った軍事作戦を共同で展開してきた」とし、今回の攻撃の背後にイラク国内のイラン勢力がいると指摘した。
サウジ原油ルートがどれも遮断の危機なのに…ゴルフ大会出席のトランプ氏「すべてうまくいく」(2)
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