ホルムズ海峡派兵問題をめぐる李在明(イ・ジェミョン)大統領の決定が注目される中、仮に派兵同意案が国会に提出されたとしても、最初の関門となる国防委員会の審査から順調には進まない見通しだ。与党「共に民主党」では慎重論や反対の動きが感知され、最大野党「国民の力」でも積極的に支持する雰囲気は見られない。政府が派兵を決定した場合、2003~04年の盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権でのイラク派兵当時よりも難航が予想されるとの見方が出ている。
中央SUNDAYが7日から4日間、国防委員17人全員を対象にホルムズ海峡派兵に対する賛否を尋ねた結果、賛成の意思を明らかにしたのは国民の力の柳栄夏(ユ・ヨンハ)議員、庾竜源(ユ・ヨンウォン)議員、韓起鎬(ハン・ギホ)議員の3人だけだった。民主党代表の金敏錫(キム・ミンソク)議員と無所属の金炳基(キム・ビョンギ)議員は回答を拒否し、大半の民主党議員を含む残りの12人は政府が具体的な派兵方式や派遣兵力の任務などを提示していない状況で賛否を明らかにするのは難しいとして判断を保留した。海外派兵は国務会議での審議と大統領の裁可を経て同意案が国会に提出された後、国防委員会の審査と本会議での議決を経なければならない。
注目されるのは、与党所属の国防委員9人全員が政府の方針がまだ決まっていないことを理由に発言を控えている点だ。国防委員長の陳聲準(チン・ソンジュン)議員は「政府がまだ決定していないため、今の段階で立場を話すのはまだ早い」と述べた。党内でも意見の違いがあるうえ、主要支持層を中心に反発が強まる状況を考慮したとみられる。陳委員長は9日に国防部から対面で報告を受けた際にも「国防部は状況に備えて可能な軍事的寄与を幅広く検討しているだけ」との説明を受けたという。当初「戦争終結後」を前提とした条件付きの派兵賛成の意見を示していた元韓米連合軍司令部副司令官の与党幹事、金炳周(キム・ビョンジュ)議員も、「まだ案すら出ていないのに採決での立場から先に話すのは順序が違う」と語った。
現在、青瓦台(チョンワデ、韓国大統領府)と与党の意思疎通も限定的な範囲で行われているという。ある民主党国防委員によると、金敏錫代表ほどが議論しているが、金代表も青瓦台側の説明を踏まえ、議員らに「米国から正式な要請があったわけではないようだ」とだけ話したと伝えられている。
こうした中、イラク派兵に比べて大義名分や国際法上の根拠が乏しいなどとして事実上反対に近い立場を示した民主党議員もいた。6選の宋永吉(ソン・ヨンギル)議員は、「2003年に比べて今の状況の方がよくない。大韓民国憲法第5条1項は侵略戦争に反対している」と述べた。宋議員は2004年2月にザイトゥーン部隊の追加派兵が行われた際、当時のウリ党が賛成を党論として決定したにもかかわらず反対票を投じた与党議員12人のうちの1人だった。盧武鉉政権で国家安全保障会議(NSC)戦略企画室の行政官として当時の派兵議論に参加していた朴善元(パク・ソンウォン)議員は「当時は地上戦が行われていた状況だったが、我々は現在参戦しておらず、米国からの公式な派兵要請もない」と話した。金炳周議員も「ホルムズは幅の狭い海上通路だ。回避する空間がなく、艦艇は固定された標的になる。イラクの時とは兵士の危険度が比較にならない」と指摘した。
国益レベルで現実論を話す議員もいた。第21代国会前半期に国防委員長を務めた閔洪喆(ミン・ホンチョル)議員は「非常に難しい方程式だ。非戦闘部門で派遣しても戦闘状況になるおそれがある」としながらも、韓米間の懸案が複雑に絡み合っている点に言及しながら「できないとは言えないさまざまな状況に置かれている」と話した。
韓国、ホルムズ海峡派兵に慎重論…イラク派兵当時より難航か(2)
中央SUNDAYが7日から4日間、国防委員17人全員を対象にホルムズ海峡派兵に対する賛否を尋ねた結果、賛成の意思を明らかにしたのは国民の力の柳栄夏(ユ・ヨンハ)議員、庾竜源(ユ・ヨンウォン)議員、韓起鎬(ハン・ギホ)議員の3人だけだった。民主党代表の金敏錫(キム・ミンソク)議員と無所属の金炳基(キム・ビョンギ)議員は回答を拒否し、大半の民主党議員を含む残りの12人は政府が具体的な派兵方式や派遣兵力の任務などを提示していない状況で賛否を明らかにするのは難しいとして判断を保留した。海外派兵は国務会議での審議と大統領の裁可を経て同意案が国会に提出された後、国防委員会の審査と本会議での議決を経なければならない。
注目されるのは、与党所属の国防委員9人全員が政府の方針がまだ決まっていないことを理由に発言を控えている点だ。国防委員長の陳聲準(チン・ソンジュン)議員は「政府がまだ決定していないため、今の段階で立場を話すのはまだ早い」と述べた。党内でも意見の違いがあるうえ、主要支持層を中心に反発が強まる状況を考慮したとみられる。陳委員長は9日に国防部から対面で報告を受けた際にも「国防部は状況に備えて可能な軍事的寄与を幅広く検討しているだけ」との説明を受けたという。当初「戦争終結後」を前提とした条件付きの派兵賛成の意見を示していた元韓米連合軍司令部副司令官の与党幹事、金炳周(キム・ビョンジュ)議員も、「まだ案すら出ていないのに採決での立場から先に話すのは順序が違う」と語った。
現在、青瓦台(チョンワデ、韓国大統領府)と与党の意思疎通も限定的な範囲で行われているという。ある民主党国防委員によると、金敏錫代表ほどが議論しているが、金代表も青瓦台側の説明を踏まえ、議員らに「米国から正式な要請があったわけではないようだ」とだけ話したと伝えられている。
こうした中、イラク派兵に比べて大義名分や国際法上の根拠が乏しいなどとして事実上反対に近い立場を示した民主党議員もいた。6選の宋永吉(ソン・ヨンギル)議員は、「2003年に比べて今の状況の方がよくない。大韓民国憲法第5条1項は侵略戦争に反対している」と述べた。宋議員は2004年2月にザイトゥーン部隊の追加派兵が行われた際、当時のウリ党が賛成を党論として決定したにもかかわらず反対票を投じた与党議員12人のうちの1人だった。盧武鉉政権で国家安全保障会議(NSC)戦略企画室の行政官として当時の派兵議論に参加していた朴善元(パク・ソンウォン)議員は「当時は地上戦が行われていた状況だったが、我々は現在参戦しておらず、米国からの公式な派兵要請もない」と話した。金炳周議員も「ホルムズは幅の狭い海上通路だ。回避する空間がなく、艦艇は固定された標的になる。イラクの時とは兵士の危険度が比較にならない」と指摘した。
国益レベルで現実論を話す議員もいた。第21代国会前半期に国防委員長を務めた閔洪喆(ミン・ホンチョル)議員は「非常に難しい方程式だ。非戦闘部門で派遣しても戦闘状況になるおそれがある」としながらも、韓米間の懸案が複雑に絡み合っている点に言及しながら「できないとは言えないさまざまな状況に置かれている」と話した。
韓国、ホルムズ海峡派兵に慎重論…イラク派兵当時より難航か(2)
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