HD現代重工業が1兆ウォンを投資して未来の電力事業に対応する。写真はHD現代重工業のエンジンモデル「HiMSENエンジン」。[写真 現代重工業]
HD現代重工業は10日、発電エンジンの新規生産拠点の建設およびSMR製作専用工場の建設に総額1兆722億ウォンを投資すると公示した。まず、蔚山蔚州郡温山邑(ウルサン・ウルチュグン・オンサンウプ)に約21万5000平方メートル規模の用地を確保し、8336億ウォンを投資して3ギガワット(GW)規模の「HiMSEN(ヒムセン)エンジン」の新規生産拠点を構築することにした。来年第1-3月期に着工し、2028年5月の竣工後、本格的な稼働に入る予定だ。
「HiMSEN」はもともと船舶向けの動力源として開発されたが、人工知能(AI)データセンターの電力需要が拡大する中、電力用エンジンとして注目を集めている。新規生産拠点の増設が完了すれば、従来の蔚山工場は船舶用HiMSENエンジンの生産に集中し、新工場と全羅南道霊岩(ヨンアム)のHD現代エンジンが陸上発電用HiMSENエンジンを専門的に生産する。HD現代は2030年にはHiMSENエンジンの生産能力が7.2ギガワットに拡大すると見込んでいる。
このほか、HD現代重工業は蔚山造船所内の用地に2386億ウォンを投資し、次世代エネルギー源として注目されているSMRの主要機器製作専用工場も設立する。2029年上半期の完成を目標としている。SMRは従来の大型原発より出力は小さいものの、モジュール方式で製造して電力が必要な場所に設置できるのがメリットだ。HD現代重工業の関係者は「AI時代の新たな電力供給源として注目されている発電エンジンとSMRの競争力を確保するための投資」と説明した。
一方、HD現代は同日、1次から3次までの協力会社に支払う代金をすべて現金または現金性手段で決済することにする「共生協力のための共同協約」を締結した。
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