8日の非武装地帯(DMZ)と開城(ケソン)工業団地 [聯合ニュース]
9日、韓国軍当局によると、北朝鮮軍は先月中旬、今年に入って初めて東部戦線でMDLを侵犯して以降、最近まで東部戦線を中心に境界線を越える行為を繰り返している。
韓国軍は、北朝鮮軍がMDLに接近して侵犯の兆候が見られた場合には警告放送を行い、実際に侵犯した場合には警告射撃を行った後、退去させている。最近の侵犯事例の大半で警告射撃を行ったという。
昨年の北朝鮮軍によるMDL侵犯は計17回だった。今年はこの1カ月間だけで20回以上発生した。韓国軍の合同参謀本部は北朝鮮軍の特殊な動向による意図的な侵犯ではないとみている。
合同参謀本部の関係者は「今年、未作業区間での作業活動が進められる中、侵犯活動が確認された」とし「北の軍の活動の変化や特殊な活動による侵犯ではないと評価している」と述べた。
北朝鮮軍は南北を「敵対的な二つの国家」を宣言した後の2024年から、非武装地帯(DMZ)で不毛地帯造成、鉄柵設置、地雷埋設などの作業を進め、MDL周辺の巡察を強化している。
最近の侵犯は主に東部戦線に集中した。巡察組とみられる数人の北朝鮮兵が特定区間でMDLを越えた後、韓国軍が警告射撃を行うと引き下がるという流れが続いたという。
韓国軍は侵犯が頻発していることを受け、DMZ内の監視装備をさらに北側に設置するなど、警戒態勢を強化することを検討している。また、国連軍司令部にも北朝鮮軍のMDL侵犯について停戦協定違反調査を要請した。
国連軍司令部は「停戦協定に基づきDMZ内での活動を引き続き監視していて、大韓民国と緊密に連携している」とし「判断を誤るリスクを減らし、朝鮮半島の平和と安定を維持するために努力している」と明らかにした。
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