北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(右)と娘のジュエ氏。平壌(ピョンヤン)朝鮮中央通信=聯合ニュース
イ氏は「キム・ジュエを最初から後継者とは見ていなかった」とし「『愛するお子様』から『尊敬するお子様』に呼称が変わり、首領に接するかのような偶像化システムが機能しているのを見て、後継者を準備する過程を感じた」と語った。
北朝鮮で女性のキム・ジュエ氏が首領の座に就くことに対する内部の反発の可能性は低いと、イ氏は分析した。イ氏は「北で首領は普通の一般人ではなく神のような存在」とし「首領に選ばれれば、男性か女性かという性別の区別はなくなり、ただ首領としてのみ受け入れられる」と強調した。
一部で提起されている金与正(キム・ジョジョン)労働党部長の役割や、権力序列の変化説については一線を画した。イ氏は「北に権力2位が存在するなら張成沢(チャン・ソンテク)のようになる」とし「北のすべての権力体系は首領一人に集中している」と説明した。
金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の身辺に突然異変が生じたとしても、権力継承は定められた手順で進められるという見方を示した。イ氏は「後継者を実質的に作り上げる主体は労働党の組織指導部」とし「組織指導部が社会全体を監視・統制する役割を担っているため、首領に変事が起きた場合でも継承作業を滞りなく進めるはず」と付け加えた。
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