8日(現地時間)、名古屋で豪雨により冠水した道路を歩く人々。[共同通信・ロイター=聯合ニュース]
気象庁などが8日に明らかにしたところによると、東京の南に位置する伊豆諸島の大島では、48時間降水量の最大値が757.5ミリに達した。9月の48時間降水量としては観測史上最多となった。新島でも569ミリの雨が降り、伊豆諸島の一部地域には、災害警戒レベルで最も高いレベル5の土砂災害特別警報が発表された。
人的被害も出た。福島県いわき市では、冠水したアンダーパスで車内に閉じ込められた60代の女性が救助され、病院に搬送されたが、死亡した。
首都圏の交通網にも影響が出た。JR山手線、中央線、総武線などの主要路線では、一時運転本数が減ったが、その後、通常運転に戻った。常磐線、水郡線、八高線の一部区間では運転を見合わせた。全日本空輸(ANA)は、羽田空港と伊豆諸島の八丈島を結ぶ2便を欠航とした。
東海地方でも集中豪雨となった。名古屋では8日午後5時までの1時間に104.5ミリの雨が降り、名古屋の1時間降水量としては観測史上最多となった。
急激に増水した河川が氾濫し、道路が冠水したほか、車両も浸水した。名古屋市内のすべての公立学校と公立幼稚園が臨時休校・休園となった。愛知県と岐阜県を流れる庄内川には、一時、レベル5の氾濫特別警報が発表された。
大雨は当面続く見通しだ。気象庁は、10日午前6時までの24時間に予想される降水量を、東海・近畿で最大200ミリ、四国で150ミリ、関東甲信・北陸で120ミリ、東北で80ミリとした。
記録的な豪雨が続くなか、日本旅行を控えた韓国の旅行者の間でも不安が広がっている。韓国の旅行関連のオンラインコミュニティには、「大雨が心配で旅行をキャンセルした」「行っても観光できなさそうだ」といった投稿が相次ぎ、旅行の中止や延期を検討する声が上がっている。
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