ソウル市のシェアサイクル。ニュース1
8日に放送されたJTBC『事件班長』では、ソウル麻浦区望遠洞(マポグ・マンウォンドン)に住む60代男性Aさんの事例が紹介された。
Aさんは7月29日午前10時ごろ、自転車に乗って望遠漢江(ハンガン)公園を訪れた。
自転車で出入り通路を通っていたAさんは、路面に設置された覆工板の隙間に前輪が挟まる事故に遭った。
Aさんはこの事故の衝撃で自転車とともに宙に浮き、コンクリートの地面に顔から真っ逆さまに落下した。
Aさんは「転倒した時から何も覚えていない」とし、「通りかかった人が119番通報してくれたそうだ。血まみれになっていたから大学病院に運んだのだと思う。娘は現場の監視カメラ(CCTV)を見た瞬間、仰天したそうだ。病院でも死ななかったのは天運だと言われた。全身まひにならなかったのは幸いだと言われた」と話した。
今回の事故でAさんは首の骨3カ所を骨折して脳しんとうを起こし、顔に擦り傷を負った。前歯も取れた。
負傷によりAさんは1週間以上入院し、1カ月間出勤できなかった。これまでにかかった治療費は300万ウォン(約34万円)で、予定されている首の骨の手術費は800万ウォンだという。
Aさんは事故処理のため漢江公園事業所を訪れ、事故前の6月2日にすでに事業所側が麻浦区庁に対し、該当施設には安全事故の恐れがあり、交換が必要だと伝えていたことを知った。
しかし施設の交換は行われず、2カ月後にAさんが事故に遭ったことになる。
Aさんは「麻浦区庁に補償について問い合わせたところ、該当施設は営造物賠償責任保険に加入していないため、賠償は難しいという趣旨の説明を受けた」とし、「代わりに自転車事故の保険金約20万ウォンと麻浦区民を対象とする保険金約40万ウォンなど、計60万ウォンを受け取れるとの案内を受けただけだった」と明らかにした。
続けて「予定されている手術費まで合わせると、病院代だけで1000万ウォンを超える状況で、保険金60万ウォンでは到底足りない」と訴えた。
麻浦区庁側は『事件班長』に「覆工板については6月初めに臨時措置を取った。特注品のため全面交換に時間がかかり、事故後の8月5日に最終的に完了した」とし、「当事者には『国家賠償審議は直接申請できる』との説明もした」と伝えた。
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