昨年9月3日、中国の戦勝節記念式典に出席したロシアのプーチン大統領、中国の習近平国家主席、北朝鮮の金正恩国務委員長(左から) [UPI、聯合ニュース]
朝鮮労働党機関紙の労働新聞は9・9節78周年となる9日、1面の中央に習主席とプーチン大統領がそれぞれ金正恩委員長に送った祝電の全文を掲載した。
習主席は「中朝両国は互いに守り、助け合い、運命を共にする友好的な社会主義の隣国」と強調した。続いて「戦略的指導を引き続き強化し、両国人民の福利と友好を持続的に増進し、地域と世界の平和と安定、発展と繁栄を促進するため、より大きな貢献をするよう努力する用意がある」と表明した。
プーチン大統領も「(北朝鮮との)包括的戦略パートナーシップをさらに強固にするため、最も緊密な共同事業を継続していく」とし「これは両国人民の利益に全面的に合致するものであり、地域の安全を保障し、より公正で多極化した新たな世界秩序を築くのに寄与することになる」と強調した。
この日、労働新聞の1、2面にはロシアのメドベージェフ安全保障会議副議長(統一ロシア党首)、ベトナムのトー・ラム共産党書記長、ベラルーシのルカシェンコ大統領からの祝電も掲載された。
北朝鮮は金正恩委員長が昨年9月に北京で開かれた中国の戦勝節(抗日戦争・反ファシスト戦争勝利80周年)記念行事に出席して以降、中朝ロを中心とする反米・反西側連帯に力を入れている。最近では韓米日3カ国の安全保障協力の強化や日本の再軍備、北大西洋条約機構(NATO)の軍事活動などを相次いで批判し、自らが反西側陣営の一部であることを浮き彫りにしている。
韓国統一研究院のチョン・ユソク研究委員は「陣営間の対立構図の中で中ロを後ろ盾として確保した北が、自らの戦略的立場を最大限に活用しようとしている」とし「当面は理念に基づくブロック化に便乗し、対北制裁を無力化するとともに、核保有国としての地位を認めさせる試みを続ける可能性が高い」と分析した。
一方、北朝鮮の党・政府幹部はこの日、金日成(キム・イルソン)主席と金正日(キム・ジョンイル)国防委員長の遺体が安置されている錦繍山(クムスサン)太陽宮殿を参拝した。平壌(ピョンヤン)の金日成広場では市街行進と祝賀夜会も開かれた。ただ、金正恩委員長は錦繍山太陽宮殿参拝と9・9節祝賀行事には姿を見せなかった。
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