人工知能(Artificial Intelligence)を意味する「AI」の文字(右)とGPTアプリのロゴ。[AFP=聯合ニュース]
オープンAIの開発者シャリフ・シャミム氏は8日(現地時間)、X(旧ツイッター)への投稿で、GPT-6 AstraにCAPTCHAゲーム「私はロボットではありません(I’m Not a Robot)」を解かせたところ、全48ステージをクリアし、「人間証明書」を取得したと明らかにした。
「私はロボットではありません」は、ゆがんだアルファベットを読み取ったり、よく似た写真を見てクッキーと犬を見分けたりする問題で構成されている。写真に写った信号機など、特定の構造物の位置を見つける問題も含まれる。
こうした問題の多くは、ウェブサイトの情報を自動収集するクローラーなどを排除するため、実際にインターネット上で使われている方式を採用している。一部の問題は難易度が高く、人間でも間違えることが少なくないという。
◇画像認識だけでなく、文脈の理解やコンピューター操作も
Astraが全48ステージのCAPTCHAを解けたのは、画像認識をはじめとする時空間推論能力だけでなく、指示文の文脈を読み取る能力やコンピューターの操作能力なども、人間に近い水準にまで向上したためとみられる。
特に、商用AIモデルが人間とロボットを見分けるための仕組みを自力で突破したことで、従来のロボット対策技術も見直しを迫られそうだ。AIの性能向上に合わせて、人間と自動化プログラムを区別する認証技術を大幅に改める必要性が高まったということだ。
◇評価体系が2度変わり、同率5位から同率1位に
一方、AIモデルの性能分析を手がけるアーティフィシャル・アナリシス(Artificial Analysis)は、GPT-6 Astraの公開後4日間で、独自の知能指数(AAII)の評価体系を2度改定した。評価方法が変わったことで、Astraの順位も大きく上昇した。
Astraは公開当日の4日、従来の評価体系(第4.1版)で61点を獲得し、同率5位でスタートした。当時首位だったアンソロピック(Anthropic)の「Claude Fable 5.1」は66点だった。
しかし、新たな評価体系(第4.3版)の適用後は、Astraが53点を獲得し、Fable 5.1と並んで同率1位となった。
アーティフィシャル・アナリシスは、急速に進歩する最先端のAI技術を評価に反映するため、今後導入する「第5版」の一部の機能を前倒しで適用したと説明した。
この記事を読んで…