韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領とフランスのエマニュエル・マクロン大統領が8日(現地時間)、パリのエリゼ宮で拡大首脳会談に臨んでいる。パリ=チョン・ミンギュ記者
先端技術分野では、両国のスタートアップによる市場参入機会の拡大や、企業・研究機関による共同研究開発などを盛り込んだ覚書(MOU)を締結した。特に、サムスン電子がフランスのミストラルAIに戦略的投資家として参画し、ミストラルAIがサムスン電子専用の社内向けAIモデルの開発に参加するなど、実質的な協力を加速させることにした。また、閣僚級の産業戦略対話を新設し、サプライチェーン、重要鉱物、産業技術まで幅広く網羅する産業協力体制を構築することにした。宇宙分野では、韓国宇宙航空庁とフランス国立宇宙研究センター(CNES)が、韓国の宇宙関連スタートアップの欧州市場進出を支援する実務体制を整える。バイオ分野では、気候変動に対応する作物や、量子コンピューティングを活用した新薬開発などについて、共同研究に取り組む。10年間にわたって交渉してきた航空協定も改正し、両国間の航空路線を拡充するとともに、人や物の往来を支える基盤を広げることにした。
韓半島問題について、マクロン大統領は「李大統領が切り開いた道を歩みながら、われわれは共に進むべき道を見いだせると確信している」と述べ、韓半島の平和と安全に向けたフランスの支持と協力を約束した。これに対し、李大統領は「北東アジアと欧州の安全保障がかつてないほど緊密に結びついているなか、両国は韓半島をはじめ、国際社会の平和と安定のために引き続き緊密に協力していくことにした」と述べ、「(マクロン大統領が)深い関心を寄せてくださっていることに、韓国国民を代表して感謝申し上げる」と語った。
李大統領は同日正午(現地時間)、パリの凱旋門の下にある無名戦士の墓に献花し、6・25戦争に参戦したフランスの退役軍人や遺族に対し、「皆さんのおかげで、韓国は世界に認められる国へと発展した」と感謝を伝えた。その後、エリゼ宮に移動し、マクロン大統領との個別の昼食会に続き、拡大首脳会談を行った。首脳会談後は、李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子会長ら両国の企業関係者20人余りが参加する「韓国・フランス ビジネスラウンドテーブル」に登壇した後、マクロン大統領夫妻が主催する国賓晩餐会に出席する。
李大統領「ホルムズ海峡の航行の自由確保で連携」 マクロン大統領「同意が得られれば協力」(1)
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