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「新人を採用する理由ない」59歳の韓国第1世代スター開発者がAIで作った新作ゲーム

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

『オープンMMO』のプレー画面。[写真 オープンMMO キャプチャー]

ゲーム『風の王国』と『リネージュ』を作った韓国第1世代のスター開発者でゲーム会社「ネクソス」顧問のソン・ジェギョン氏(59)が最近、人工知能(AI)を活用した「バイブコーディング」でゲームを作った。オープンソースの大規模多人数同時参加型オンラインRPG(MMORPG)『オープンMMO』だ。ソン氏の新作は、このゲームを紹介した自身のソーシャルメディアへの投稿が90万回以上の閲覧数を記録するほど、開発者コミュニティーで話題を集めた。コーディング歴だけで約40年。昨年、自ら創業したXLゲームズを退社して第一線から退いた「最高レベル」の開発者は、なぜ再びゲームを作っているのか。バイブコーディングは開発者という職業の未来にどのような影響を及ぼすのか。先月、京畿道板橋(キョンギド・パンギョ)のカフェでソン氏に会って尋ねた。

--なぜ再びゲームを作っているのか。


「家で休みながら趣味でゲームのコーディングをしていたが、AIが面倒で難しいことをすべて代わりにやってくれた。昔は頭を抱えながら一人でやらなければならなかったことをAIが解決してくれるので、一人でもやれそうだった」


--何を作っているのか。

「ゲームの中を歩き回り、ダンジョンに入ってアイテムを手に入れるなど、初期の『リネージュ』に似た感じのMMORPGだ。一つ違うのは、NPC(Non Player Character・コンピューターが操作するキャラクター)がAIだという点だ。ゲームの中には本物の人間とNPCが混在しているが、プレーする人にはどのキャラクターがAIなのか分からない。尋ねると、みんな自分は人間だと言い張るからだ」

--AIは使えるのか。

「一部ではAIを統計的・確率的なオウムだと言うが、そうではない。AIは考えることも理解することもでき、計画も上手に立てる。サーバー、クライアントなど自分の専門分野しか知らない開発者とは違い、あらゆる分野を偏りなくよく知っている」

--短所は。

「グラフィックの面では商用レベルの成果物を作ることはできない。また、話が長く、針小棒大に語る傾向がある。無視してもいいことを非常に長々と掘り下げることもある」

--AIがさらに発展すれば開発者はどうなるのか。

「AIのおかげで楽になったことがある。これまではゲームを開発する際、『単純作業的な』コードもすべて人が作らなければならなかったが、そうした部分を代わりにやってくれる。ゲーム開発の速度は10倍、20倍と速くなるだろう。ただ、その過程で新人開発者は多くの苦労をすることになる。短期的な利益で考えれば、AIのほうが新人プログラマーよりコードをうまく書くため、あえて新人を採用する理由がない」

--どうすべきか。

「社会的な合意と対策が必要だ。時間が経てばAIがさらにうまくできるようになるのは明らかだ。人間には能力を伸ばす速度に生物学的な限界がある。睡眠も取らなければならず、10~20年勉強もしなければならない。AIにはすぐに使える能力が備わっているではないか。そういう面で多くの社会問題が生じる可能性がある」



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