◆信頼の回復から
韓米が意見の違いを見せる各分野の問題は内容的にはそれぞれ別個の問題だ。しかし米国側がこれらを一つのつながった流れとして捉えるなら問題は違ってくる。韓国政府は果たして韓米同盟をどれほど重視しているのかと疑問を抱く可能性があるからだ。8月17日、米政治専門メディアのポリティコは「トランプは韓国を一発殴りたいようだ(it seems that Trump just wants to punch South Korea)」との評価を示し、その2日後に訪韓した中国の王毅外相のインタビューでは「トランプ政権は李在明政権を親中と見ているのか」という質問まで出るほどだった。
李大統領は昨日、「朝米間の対話再開を支援するペースメーカーの役割を果たす」と明らかにした。しかし今のような状況で朝米首脳会談が開かれた場合、米国が韓国をスルーしないと確信することはできない。統一部は朝米間の対話を南北米中の4カ国対話につなげていくと明らかにしたが、現在の韓米関係では当面の朝米間の対話テーブルでも、米国が韓国の関心と利害をどれほど反映させるか分からない。
同盟は意志だけで維持されるものではない。互いを必要とする理由がなければいけない。特に、トランプ政権のように同盟を利益と費用の観点から評価する米国政府であればなおさらだ。韓国をスルーすることは宣言する形で表れるのではない。米国が韓国の利害関係を自国の戦略的な計算の中で徐々に重要視しなくなることから始まる。
米国に気に入られて、何があっても米国に従わなければいけないという話ではない。むしろ我々の国益を堂々と主張するためにも、同盟の基盤は強固でなければならない。韓国が米国にとって不可欠な戦略的パートナーであるという事実を絶えず見せる必要がある。米国が韓国との同盟を維持・強化していかざるを得ない動機を我々自身がつくらなければいけない。
「代替不可能な大韓民国」こそが対米関係において我々が目指すべき地位であり、韓米同盟を守る力だ。そして当然それはひびが入った信頼を回復することから始まる。
曺東昊(チョ・ドンホ)梨花女子大名誉教授/元国家安保戦略研究院長
【韓半島平和ウォッチ】水面上に浮上した朝米対話…米国の韓国スルーから防ぐべき(1)
韓米が意見の違いを見せる各分野の問題は内容的にはそれぞれ別個の問題だ。しかし米国側がこれらを一つのつながった流れとして捉えるなら問題は違ってくる。韓国政府は果たして韓米同盟をどれほど重視しているのかと疑問を抱く可能性があるからだ。8月17日、米政治専門メディアのポリティコは「トランプは韓国を一発殴りたいようだ(it seems that Trump just wants to punch South Korea)」との評価を示し、その2日後に訪韓した中国の王毅外相のインタビューでは「トランプ政権は李在明政権を親中と見ているのか」という質問まで出るほどだった。
李大統領は昨日、「朝米間の対話再開を支援するペースメーカーの役割を果たす」と明らかにした。しかし今のような状況で朝米首脳会談が開かれた場合、米国が韓国をスルーしないと確信することはできない。統一部は朝米間の対話を南北米中の4カ国対話につなげていくと明らかにしたが、現在の韓米関係では当面の朝米間の対話テーブルでも、米国が韓国の関心と利害をどれほど反映させるか分からない。
同盟は意志だけで維持されるものではない。互いを必要とする理由がなければいけない。特に、トランプ政権のように同盟を利益と費用の観点から評価する米国政府であればなおさらだ。韓国をスルーすることは宣言する形で表れるのではない。米国が韓国の利害関係を自国の戦略的な計算の中で徐々に重要視しなくなることから始まる。
米国に気に入られて、何があっても米国に従わなければいけないという話ではない。むしろ我々の国益を堂々と主張するためにも、同盟の基盤は強固でなければならない。韓国が米国にとって不可欠な戦略的パートナーであるという事実を絶えず見せる必要がある。米国が韓国との同盟を維持・強化していかざるを得ない動機を我々自身がつくらなければいけない。
「代替不可能な大韓民国」こそが対米関係において我々が目指すべき地位であり、韓米同盟を守る力だ。そして当然それはひびが入った信頼を回復することから始まる。
曺東昊(チョ・ドンホ)梨花女子大名誉教授/元国家安保戦略研究院長
【韓半島平和ウォッチ】水面上に浮上した朝米対話…米国の韓国スルーから防ぐべき(1)
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