6日(現地時間)、マイアミ国際空港でアマゾンの貨物機が着陸中に滑走路を逸脱し、5人が死亡する事故が発生した。[AP]
米国家運輸安全委員会(NTSB)は7日(現地時間)の記者会見で、事故を起こした貨物機が前日、マイアミ国際空港の30番滑走路の端を越え、さらに約400メートル走行して停止したと明らかにした。
貨物機はまず、航空機の清掃を請け負う会社が所有するバンに突っ込み、バンに乗っていた7人のうち5人が死亡し、2人が重体となった。
続いて空港外周のフェンスを突き破り、4車線の道路を走行していた乗用車にも衝突した後、テスラのロボタクシー用駐車エリアのすぐ手前で停止した。
貨物機に乗っていた操縦士2人は事故直後に救助されたが、容体は確認されていない。
NTSBと現地メディアの分析では、有力な原因として「接地の異常な遅れ」が挙げられている。
事故機は、機首を上げて後方の着陸装置から接地する通常の着陸を試みず、水平飛行を続け、本来接地すべき地点を大きく過ぎてから着地した。
悪天候も決定的な影響を及ぼした。雲や雷雨の中を進入していた機体は、着陸直前に突然の追い風を受け、十分に減速できなかった。滑走路を逸脱した際の速度は時速209キロに達していた。
空港の安全設備が不十分だったことも、被害拡大の要因として指摘された。マイアミ国際空港のこの滑走路には、機体が乗り上げるとコンクリート製のパッドが砕け、車輪の動きを抑えて機体を停止させる滑走路逸脱防止装置(EMAS)が設置されていなかった。
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