米ジョージア州にあるメタのデータセンター。[写真 AP=聯合ニュース]
韓国関税庁によると、5日午後1時現在で今年の累積輸出額は7094億ドルと集計された。過去最大だった昨年の年間輸出額7093億ドルを117日繰り上げ達成したことになる。
1~8月の累積統計を分析した結果、国別に見ると中東を除いた主要市場で幅広く成長を見せた。対米輸出の場合、昨年同期比で57.0%増加した。
米国側の統計もこれを裏付ける。米商務省経済分析局が3日に発表した7月の国際貿易統計によると、米国の対韓商品収支赤字は季節調整基準104億ドルと集計された。ロイター通信は米国が7月に韓国をはじめメキシコ、ベトナム、台湾、タイ、マレーシアを相手に過去最大の月別商品収支赤字を記録したと伝えた。
季節調整をしていない米人口調査局の統計でも7月の米国の対韓商品収支赤字は105億1570万ドルに達した。昨年7月の51億6910万ドルの2倍を超える。米国の韓国商品輸入は167億380万ドルに増加したのに対し、韓国に対する輸出は61億8810万ドルにとどまった。
韓国の対米輸出急増は半導体とコンピュータが主導した。産業通商資源部が1日に発表した8月の輸出入動向によると、8月の対米輸出は165億ドルで前年同月より89.3%増加した。8月1~25日基準で対米半導体輸出は300%、コンピュータ輸出は1040%急増した。これに対し自動車輸出は米国現地生産の増加と韓国企業の夏休みの影響で43%減少した。
米国の対韓貿易赤字が大きく増えたのは、米国企業がAIデータセンターと関連設備投資を増やしたのが原因と分析される。ロイターは米国企業のAI投資がコンピュータ、周辺機器、半導体の輸入を増やし7月の貿易赤字を拡大したと分析した。
事実こうしたAIインフラ投資はトランプ大統領が追求している側面がある。11月の中間選挙を控え、莫大な電力と用水使用、電気料金上昇と騒音問題などでAIデータセンターに対する否定的な世論はますます大きくなっている。共和党の政治家の間でも反対意見が表出されているが、トランプ大統領は中国とのAI競争で勝つべきで、依然としてデータセンター増設を押し進めている。先月31日にはデータセンターを拒否する地域は「遅れをとり貧しくなるだろう」と話した。
トランプ氏が育てたAIブーム、米国の対韓赤字増やす…笑えない「輸出1兆ドル」の逆説(2)
この記事を読んで…