5日(現地時間)、ロシア・モスクワのクレムリンで、ウラジーミル・プーチン露大統領(右)がドナルド・トランプ米大統領の特使スティーブ・ウィトコフ氏(中央)、トランプ氏の娘婿ジャレッド・クシュナー氏と会談している。タス=聯合ニュース
ゼレンスキー大統領はこの日、テレグラムに「交渉を始めた」とし、ウィトコフ氏とクシュナー氏を迎える映像を公開した。前日に公開されたクレムリンでの会談映像では、プーチン大統領が2人と握手した後、赤いファイルを前に置いて向かい合って座った。プーチン大統領は両国間の接触は「常に有益だ」と評価する一方、「我々が扱わなければならない状況は容易ではない」という趣旨の発言をした。
モスクワでの会談後、双方は前向きな評価を示した。ユーリ・ウシャコフ大統領補佐官(外交政策担当)は、米国側が終戦に向けた「複数のアイデア」を提示したとし、会談は「非常に有益だった」と明らかにした。ホワイトハウスも会談は「実質的だった」とし、数週間以内に次の段階が発表されると伝えた。
しかし、核心的な争点では突破口を開けなかった。ロシアは、自国が領有権を主張するウクライナ4地域の全域をウクライナが引き渡し、ウクライナが北大西洋条約機構(NATO)加盟を断念すべきだという従来の立場を堅持したという。峨山(アサン)政策研究院の車斗鉉(チャ・ドゥヒョン)首席研究委員は「ロシアが従来持っていた計算が変わってこそ、実質的な交渉が可能になるだろう」と診断した。
ただ、これまでとは異なる動きも現れている。最近、インドやカザフスタンなどロシアと近い国の首脳が異例にも終戦を求めた。ウィトコフ氏とクシュナー氏がゼレンスキー大統領と会談したこの日、キーウには英国・フランス・ドイツの国家安全保障担当補佐官も滞在し、終戦をめぐる協議に加わった。
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