小泉進次郎・防衛相が韓国の光復節(解放記念日)であり、日本の敗戦の日でもある先月15日午前、靖国神社を参拝している。現職閣僚としては7年連続となる。聯合ニュース
4日、韓国国防部などによると、今月7~9日に開かれるソウル安保対話には、防衛省から次官級の安藤敦史・防衛審議官が出席する予定だ。
昨年は中谷元・当時防衛相が直接出席したが、今年は出席者の格が再び下がった。中谷氏が出席する以前は、日本側から防衛審議官がソウル安保対話に出席するケースが多かった。
韓国国防部は日本の防衛相を招待したかどうかに関連し、「日本の防衛省にソウル安保対話への出席招待状を送った」と明らかにした。小泉進次郎・現防衛相の訪韓が適切だと考えているかについては、「ソウル安保対話には日本の防衛審議官が出席する予定」とだけ答えた。
複数の消息筋によると、韓日両政府内では今回のソウル安保対話を控え、小泉防衛相の出席の可能性が検討されていたという。
小泉防衛相が出席しない背景は具体的には明らかになっていないが、最近、韓日国防当局の間に生じている冷却ムードと無関係ではないとの見方が出ている。
特に先月の小泉防衛相による靖国神社参拝が主な原因として挙げられている。
小泉防衛相は韓国の光復節であり、日本の敗戦の日でもある先月15日、A級戦犯が合祀されている靖国神社を参拝した。現職の日本の防衛相による靖国参拝は2年ぶりだった。
韓国政府は、日本の防衛政策を担う現職防衛相の靖国参拝を、他の閣僚による参拝より重く受け止めている。
当時、韓国外交部と国防部は在韓日本大使館の総括公使と駐韓日本防衛駐在官をそれぞれ呼び、抗議した。国防部は「未来志向の関係を築いていこうとする韓日両国の努力に真っ向から反するもの」として深刻な懸念を示した。
専門家の間でも、靖国参拝直後に小泉防衛相が訪韓した場合、日本側に不適切なシグナルを与える可能性があるとの指摘が出ている。
韓日国防当局は今年に入り、長官級の交流を相次いで続け、協力ムードを高めてきた。
1月には安圭佰(アン・ギュベク)国防部長官が日本を訪問し、5月末にはシンガポールで開かれたアジア安全保障会議を機に韓日国防相会談が開かれた。続いて6月には小泉防衛相が二国間の日程で訪韓した。
しかし、小泉防衛相の靖国神社参拝を機に、こうした交流の流れにブレーキがかかる可能性があるとの見方が出ている。
一方、今年で15回目を迎えるソウル安保対話は今月7~9日、ソウル中区(チュング)のザ・グランド・ロッテ・ソウルホテルで開かれる。
「混沌の時代、新たな共存に向けて」を大テーマに開かれる今回の行事には、チェコやフィリピンなど4カ国の国防相と6カ国の国防次官をはじめ、計67カ国・国際機関から約1000人が出席する予定だ。
安長官は8日に開会のあいさつを述べ、「安定した国際秩序に向けた共同設計」をテーマに開かれる本会議第1セッションにパネリストとして出席する。
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