先に救助された職員の様子。カトマンズ・ポスト=聯合ニュース
ネパール軍などの救助隊は同日、中北部バグマティ州の水力発電所「トリシュリ3A」のトンネルの捜索作業中、ネパール人職員2人を救助したと明らかにした。
ビラジ・バクタ・シュレスタ・エネルギー相が「トリシュリ3Aのトンネルから1人がたった今、安全に救助された」と述べたのに続き、スダン・グルン内相は声明で「たった今、もう1人も救助されたとの知らせを受けた」と伝えた。
現地テレビのニュースチャンネルでは、先に救助された職員1人が泥まみれの状態で救助隊員の肩に担がれ、現場から運ばれる様子が放映された。
医療スタッフは救助された2人の健康状態を確認している。
現地メディアのカトマンズ・ポストによると、最初に救助された職員は同発電所の機械班長サンジェイ・サイさんで、2人目は機械監督官のカビル・マハルジャンさんと確認された。
捜索作業に参加してきたラム・ネウパネ議員は、トンネル内にまだ人が閉じ込められている可能性があるとの情報を入手し、捜索作業を引き続き行っていると伝えた。
ネウパネ議員によると、捜索中にトンネル内から人の声が聞こえ、「救助チームが『慌てないでください。救助に来ました』と叫ぶと、トンネル内から『分かりました』という返事があった」という。
ネパールの救助隊は複数の水力発電所のトンネルに職員数百人が取り残されているとみて、捜索作業を進めている。
特にトリシュリ3Aなど2カ所の発電所のトンネルに約90人の職員が生存したまま閉じ込められている可能性があると推定され、捜索人員を集中投入してきた。
トリシュリ3Aは、行方不明となっている韓国人職員9人が勤務していた水力発電所「アッパートリシュリ(UT)-1」のトリシュリ川下流に位置する発電所で、約6キロ離れている。
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