昨年11月、豆満江(ドゥマンガン)鉄橋の後ろに自動車橋の建設現場が見える。 [タス=聯合ニュース]
ロシアのアンドレイ・ニキーチン運輸相は3日(現地時間)、ウラジオストクで開催中の東方経済フォーラム(EEF)の行事で、タス通信に「ロシアと北朝鮮を結ぶ自動車橋とともにハサン国境検問所も近く開通する」と明らかにした。
続いて「我々は1946年の金日成暗殺未遂の際、自らの体で手榴弾を防いだ北朝鮮の民族的英雄でありソ連軍将校だったヤコフ・ノビチェンコの名前を橋に付けることを提案し、支持を受けた」と述べた。
ノビチェンコ氏は1946年、平壌(ピョンヤン)駅で開かれた三・一節(独立運動記念日)記念行事に出席していた当時の金日成主席に投げられた手榴弾を防いだ人物だ。この事件でノビチェンコ氏は右手を失うなど重傷を負った。
金主席は1984年にソ連を公式訪問した際、ノビチェンコ氏と再会し、その後、ノビチェンコ氏を北朝鮮に招待して「努力英雄」称号も授与した。ノビチェンコ氏は金主席の死去から2年後の1996年に亡くなった。
ニキーチン運輸相はこの橋により両国間の直通道路交通網が構築され、物流の最適化、相互貿易の促進、企業の輸送コスト削減が期待されると説明した。これまで北朝鮮とロシアの国境は豆満江鉄橋を通じて鉄道でのみ往来することができた。
今回新設された豆満江自動車橋は、2024年6月に平壌で開かれた朝ロ首脳会談での合意事項であり、昨年4月に豆満江鉄橋付近で着工された。
ロシア政府は今年4月の橋の接続式で6月19日に完成する予定と明らかにしたが、予定通りには進まず今月中に初の通行が可能との見方が出ている。
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