トランプ米大統領が先月31日、ホワイトハウスで記者らと対話している。[写真 ロイター=聯合ニュース]
イランの攻撃を受けた商船2隻のうち1隻は韓国系海運会社所有のタンカーとされる。トランプ大統領は民間商船まで狙ったイランに対するこの日の攻撃を「正当な措置」と強調した。しかし今回の攻撃に動員された米軍のミサイルのうち一部がイランの民家で行われていた結婚式に落ち、再び民間人の死傷者が発生した。
◇「正当な攻撃…イラン、跡形も残らないだろう」
トランプ大統領はこの日、イラン軍の主要施設に対する標的空爆を命令した直後、交流サイト(SNS)に「今回の攻撃は現在機雷が全くない海峡に機雷を追加しようとするイランの失敗した試み、ヨルダンの米軍基地に対する8発のミサイル攻撃に対する報復」としながらこの日の空爆は正当な措置だと強調した。
続けて「もしイランが報復するならばはるかに強く高い水準の打撃を再び受けることになるだろう。最大の攻撃はまだ待機中で、その攻撃が終わればイランはほぼ跡形も残らないだろう」と警告した。核兵器使用を示唆するような発言と解釈される素地もある。ただ彼は前日に「核兵器使用は排除する」と線を引いた状態だ。
トランプ大統領はこの日の攻撃に対しては、「イランがレーダーシステムを再建しようとしたが、これを注視しており工事が完了する前に空爆を加えた」とし、イラン革命防衛隊のレーダー施設を狙った精密空爆が行われたことを示唆した。
◇精密空爆…ミサイル落ちたのは結婚式場
米軍は「革命防衛隊の標的を打撃した」と公示したが、正確な攻撃対象は明らかにしていない。イラン国営放送などによると、この日イラン南部のバンダルアッバスと、ホルムズ海峡のゲシュム島とラバン島、核心ガス施設があるアサルエなどで爆発音が聞こえた。南東部ジーロフトの民間空港も攻撃を受けた。
イランは結婚式が行われていたホルモズガーン州の海岸都市の住宅にもミサイルが落ち、子どもを含む最小4人が死亡し50人以上が負傷したと主張した。現場と推定される結婚式場の映像も公開した。
開戦初日だった2月28日にもイラン南部の小学校が米軍のミサイル攻撃を受け182人が死亡する事故が発生した。死亡者の大部分は児童だった。米軍は原因究明を理由にコメントを出していなかったが、6月に入ってトランプ大統領が誤爆を認めた。彼は「だれもわざとそのようなことをしたりはしない。ミスは常に起きうるもので、戦争はもともと恐ろしいものだ」と明らかにした。
米国はこの日の状況について特別なコメントを出していない。代わりに国務省は「中東地域の緊張の高まりで予期できない事態悪化の可能性がある」として中東に対する旅行警報を強化した。その上で「全世界の米国人、特に米国企業と機関が標的にされる恐れがある」と付け加えた。
標的空爆で結婚式場を打撃…ホルムズ海峡では韓国企業所有のタンカーに被害(2)
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