2018年6月12日、シンガポールで開かれた朝米首脳会談で、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(右)とドナルド・トランプ米大統領が会談場所のカペラホテル周辺を散策している。AFP=聯合ニュース
ホワイトハウス当局者は1日(現地時間)、朝米首脳会談の準備が進められているのかとの質問に「米国の対北朝鮮政策は変わっていない」とし、「トランプ大統領は、いかなる前提条件もなく金正恩氏と対話する用意が依然としてある」と明らかにした。
この当局者は「トランプ大統領は1期目当時、金正恩氏と3回の歴史的な会談を行い、韓半島(朝鮮半島)の安定に寄与した」とも説明した。
ただ、ホワイトハウスは米国の対北朝鮮政策に変化はないと強調する一方、北朝鮮の非核化が現在の対北朝鮮政策の核心目標なのかについては具体的な言及をしなかった。
トランプ大統領も先月19日、金委員長との対話再開の目標が北朝鮮の非核化なのかとの質問に「その話はしたくない」と述べ、即答を避けた。
これをめぐり、北朝鮮が非核化を拒否する立場を考慮し、金委員長を交渉のテーブルに引き出すための融和的なメッセージだとの分析とともに、今後の朝米対話が非核化を前提としない形で進められる可能性があるとの見方も出ている。
ホワイトハウスは昨年から、米国の北朝鮮政策には変わりがなく、トランプ大統領は金委員長との前提条件のない対話に前向きだとの立場を繰り返し明らかにしてきた。
一方、米国務省は北朝鮮非核化の目標をより明確に示している。
米国務省報道官は先月26日、トランプ政府が依然として北朝鮮の完全な非核化を目標としているのかとの質問に「米国は北朝鮮の完全な非核化に引き続き専念している」と明らかにした。
北朝鮮の非核化に明示的に言及する国務省とは異なり、ホワイトハウスが最近、関連する表現を控えているのは、金委員長との対話再開を重視するトランプ大統領の意向が反映されたものだとの解釈が出ている。
ただし、ホワイトハウスは5月の米中首脳会談後、トランプ大統領と習近平中国国家主席が「北朝鮮の非核化という共通の目標を確認した」と発表している。
このため、今月下旬に予定されている習主席の米国訪問を機に、ホワイトハウスが北朝鮮の非核化問題に関連してどのような立場を示すのかも注目される。
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