28日(現地時間)、ネパールのラスワ郡で発生した大洪水と土砂崩れによる災害の直後、ネパール軍の兵士らが水力発電所のトンネルで生存者を救助している。[EPA=聯合ニュース]
ネパール軍や警察などで構成された82人の合同救助隊は、トリシュリ3A水力発電所のトンネル上部で掘削作業を行い、小さな穴を開け、酸素パイプを挿入した。
トンネル内の生存者を確認するため、専用カメラを投入するとともに、内部の掘削作業も続けている。
当局によると、トリシュリ川一帯にある水力発電所関連の現場11カ所以上で少なくとも933人が行方不明になっている。このうち約100人がトリシュリ3Aおよび3B発電所のトンネル内に閉じ込められたまま生存している可能性が高いとみて、救助に総力を挙げている。
現場には、ヒマラヤ地域でのトンネル救助の経験が豊富なインドの専門救助隊員11人が合流した。この中には、狭い坑道を手作業で掘り進む「ラットホール・マイナー」も含まれている。また、中国のトンネル専門救助隊員9人も加わった。
ネパールの山岳救助を専門とする部隊も、被害を受けた別の水力発電所で行方不明者の捜索を並行して進めている。
大量の土砂と泥に覆われ、悪天候にも見舞われる厳しい環境のなか、救助隊員らは泥の中をはいつくばり、夜を徹して捜索活動を続けている。
今回の事故は、ネパール国境地帯のヒマラヤ山脈で氷河が崩壊したことなどに伴い、突発的な豪雨と大規模な土砂流出が発生したことで起きた。
被害を受けたトリシュリ3Aおよび3B発電所は、韓国企業の韓国南東発電と斗山(トゥサン)エナビリティが参加する「アッパー・トリシュリ1(UT-1)」水力発電所プロジェクト現場の下流域に位置している。
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