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【コラム】中国車だれが買うのか?…BYDに続きジーカーが韓国上陸を準備(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
ところがこれはいまが始まりだ。BYDは韓国市場で人気があったスポーツ用多目的車(SUV)である「シーライオン6」の販売を始めた。この車は中型プラグインハイブリッド(PHEV)で、まだ電気自動車の充電などに拒否感がある消費者を狙っている。吉利の高級電気自動車ブランドのジーカーは「7X」を筆頭に韓国市場進出を本格化する。中型SUVの7Xは6月の事前予約で初回分1000台がすべて契約された。

自動車産業は半導体とともにこれまで韓国経済を率いてきた。だが米国が触発した関税戦争と中国の電気自動車により世界市場で厳しい状況にある。現代自動車の上半期の営業利益は昨年上半期より25.8%減少した。うかうかしていれば中国車に韓国市場まで明け渡すことになりかねない。自動車は自動車メーカーだけでなく、部品、バッテリー、鉄鋼、電装など多くの産業と雇用が結びついており波及力が大きい。


もちろん韓国はタイと違い自動車大国だ。だが最近有名自動車メーカーが並んでいる欧州でも中国製電気自動車が恐ろしい勢いだ。デザインと性能だけでなく完成度も高い車が安く入ってきて欧州の新車市場を飲み込んでいる。さらに世界の自動車産業を制したドイツは自動車産業の存廃を心配する境遇になった。韓国もドイツなど欧州のようにならないという保証はない。


中国車の販売を防ごうというのではない。中国車の参入を防ぐのは消費者の選択肢をひとつ奪い取るだけだ。中国車が入ってきても消費者が韓国車を選択するようにしてこそ自動車産業を守ることができる。そのためにはより良い電気自動車を作り、価格競争力を高め、ソフトウエアとバッテリーの競争力確保が必要だ。これは自動車メーカーだけでは不可能なことだ。労組と政府がともにやらなければならない。

ファン・ジョンイル/経済先任記者


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