北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が25日、労働党中央委員会第9期第4回政治局拡大会議を指導したと朝鮮中央テレビが26日、報じた。写真は朝鮮中央テレビの画面。聯合ニュース
28日、ソウル中央地方法院(地裁)民事93単独のチョ・ジョンミン判事は、北朝鮮拘禁被害者家族会のチェ・ミンギョン代表が金委員長を相手取って起こした損害賠償訴訟で、原告全面勝訴の判決を下した。チェ代表が請求した損害賠償金5000万ウォン(約580万円)を全額認めた。この日、裁判所は特に判断理由を明らかにしなかった。
北朝鮮を相手取った訴訟であるため、訴訟書類は公示送達で処理した。通常の方法では訴訟書類を送達することが難しい場合、裁判所が官報などに訴訟書類を掲載し、送達したものとみなす手続きだ。
◇「脱北中に捕まり拷問・性的暴行」
チェ代表は北朝鮮人権情報センター(NKDB)人権侵害支援センターの支援を受け、昨年7月に訴訟を起こした。咸鏡北道(ハムギョンブクド)出身のチェ代表は1997年に北朝鮮を脱出して中国に滞在していたが、2008年に強制送還され、その後2012年に再び脱北して韓国に定着した。チェ代表は中国公安に捕まり北朝鮮に送られた後、咸鏡北道の拘禁施設で5カ月間、拷問や性的暴行などを受けたと主張した。
訴訟提起当時、チェ代表側は「北朝鮮生まれの脱北者が韓国の裁判所で北朝鮮の人権侵害犯罪の責任を問う初の事例」と説明した。チェ代表は拷問の後遺症による心的外傷後ストレス障害(PTSD)を患い、現在も薬に頼っているとも明らかにした。
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