ドナルド・トランプ米大統領が4月6日(現地時間)、米ワシントンD.C.のホワイトハウスで記者会見を行っている。[AP=聯合ニュース]
トランプ大統領はこの日、保守系ラジオ番組「グレン・ベック・プログラム」のインタビューでこう述べたうえで、「われわれはその戦争(ウクライナ戦争)を終わらせるため、非常に懸命に取り組んでいる」と語った。さらに、「率直に言って、ロシアとウクライナは双方とも、現時点では戦争の終結を望んでいる」と主張した。
ラトクリフ長官のロシア訪問をめぐっては、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領がウクライナ戦争に関する北大西洋条約機構(NATO)の対応姿勢を試そうとしているとの見方や、英国を攻撃する可能性があるとの主張が出ているが、トランプ大統領は「そのいずれでもない」と否定した。また、対イラン制裁をめぐる米国の決意を伝えるためにラトクリフ長官が訪問したとの最近のうわさについても否定した。
そのうえで、「彼(ラトクリフ長官)がロシアを訪れているのは、一種の、ほぼ定例となっている日程の一環だ」と説明し、「われわれはウクライナ戦争が終わることを望んでいる」と強調した。ラトクリフ長官のロシア訪問が、ウクライナ戦争の終結に関連するものであることを改めて確認した形だ。
これに先立ち、米CBSニュースは前日、複数の情報筋の話として、ラトクリフ長官がモスクワを訪問したと報じた。CIA長官がモスクワを訪れたのは、2021年11月のウィリアム・バーンズ長官(当時)以来、初めてとなる。バーンズ氏は当時、プーチン大統領やロシア政府高官らに対し、ウクライナに侵攻しないよう警告したが、ロシアはその約3カ月後に全面侵攻に踏み切った。
トランプ大統領は、イラン戦争についても早期終結の見通しを繰り返し示した。「間もなく大きな勝利を収めるだろう」と述べ、「ホルムズ海峡が開かれているため、戦争はかなり早く終わるだろう」と主張した。イランの最高指導者アヤトラ・セイエド・モジタバ・ハメネイ師の安否については、「死んだとは思わない。重傷を負ったが、死んではいないとみている」と語った。
カナダとの貿易摩擦をめぐっては、高関税政策を堅持する姿勢を鮮明にした。トランプ大統領は、「カナダに、これ以上このようなやり方を続けてはならないと分からせる時だ」と述べ、「われわれはカナダとの貿易で年間600億ドル(約8兆5500億円)、いや、それをはるかに上回る損失を被っている」と主張した。
この記事を読んで…