ベルギーのロラン王子とクレマン・ヴァンデンカーコーブ氏。[インスタグラム キャプチャー]
20日(現地時間)、英BBC放送によると、ベルギーのフィリップ国王の実弟であるロラン王子は、結婚前に交際していた女性との間に生まれたクレマン・ヴァンデンカーコーブ氏を最近、自身の法的な息子であり、後継者として認めた。
ロラン王子とベルギー人歌手ウェンディ・ヴァンデンカーコーブさんの間に生まれたクレマン氏は、約6カ月前、市庁舎でひっそりと行われた公式行事で、ロラン王子の家族の一員として正式に迎え入れられた。この事実は最近まで公表されていなかった。
ただ、クレマン氏は王子の地位を得たものの、王位継承順位には含まれないため、王室手当を受け取ることはできない。
ベルギーでは2013年の法改正により、王族のうちごく少数にしか公的な手当を支給していない。現在、王室手当を受け取っている王族は、フィリップ国王、その父アルベール2世前国王、弟のロラン王子、妹のアストリッド王女だけだ。
また、父親の姓であるザクセン=コーブルクではなく、これまで名乗ってきた母親の姓ヴァンデンカーコーブをそのまま使用し、王室の公式行事にも出席しないことにした。
クレマン氏は、自分が王族であることを16歳になって初めて知ったという。20歳の時に勇気を出してロラン王子に電話をかけ、何度か電話で話した後、直接会った。その後、DNA鑑定によって実の親子であることが確認された。
クレマン氏はベルギーのメディアに、自分が王族だという事実に慣れるまでに数年かかったと話した。その上で、「私が姓を捨てれば、母が私のためにしてくれたすべてのことを裏切ることになる」と述べ、現在の名前を誇りに思っていると語った。
ベルギー王室では以前にも、親子関係の確認をめぐって注目を集めたことがある。アルベール2世前国王に婚外関係で生まれた娘がいることが明らかになり、王室をめぐるスキャンダルに発展した。アルベール2世前国王は2013年に退位した。
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