トランプ米大統領。[写真 AFP=聯合ニュース]
米メディアのポリティコは韓国を「最も遅い交渉家」とし、対米投資履行速度に対する不満が合同演習縮小の背景だと分析した。米国メディアの報道が正確かはわからないが、ワシントンにそのような雰囲気があることを反映しているものということは間違いない。対米投資履行の遅延に対する不満が合同演習縮小指示という結果につながったとすれば、明らかに誤った指示だ。だが合同演習縮小が南北関係進展の助けになるだろうという期待の中でどこか歓迎するような韓国政府の姿勢もまた誤ったものだ。韓半島(朝鮮半島)の安全保障に否定的影響が避けられない事案をめぐり韓米がそれぞれ異なる理由で同床異夢の拍手を送っているのではないか懸念される。
きのう李在明大統領は戦時作戦統制権還収と原子力潜水艦事業に速度を出すよう改めて注文した。だがなぜ原子力潜水艦事業に進展がないのか、どのように解決していくのかに対する答は提示できなかった。米国に「助けだけ受ける同盟」という認識を与えてはならない。韓国が寄与を証明してこそ戦時作戦統制権転換や原子力潜水艦導入など米国の協力が必須の安全保障懸案でも韓国の声に力がのせられる。
韓国政府が望む朝米対話が実現されるとしても、いまのような韓米間の不信を解消できなければ韓国の空間は消え朝米直接取引だけ残ることになる。政府が宣言した韓半島平和のペースメーキングに向けても強固な韓米同盟の信頼は必須だ。同盟は一方的な恩恵授与でなく互恵的関係だ。対米投資と通商だけでなく、ホルムズ海峡関連支援に至るまで韓国の役割について、より積極的に乗り出さなくてはならない。
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