1日、忠清南道瑞山(チュンチョンナムド・ソサン)の大山(テサン)港に寄港した国際クルーズ船ビジオ号の乗客が海美邑城(ヘミウプソン)を訪れ、伝統文化を体験しながら記念写真を撮っている。[写真 瑞山市]
◇中国青少年修学旅行団700人を誘致
中国の青少年は山東省をはじめ、忠清南道と交流・姉妹提携を結んだ地域の生徒で、保寧マッドなど忠清南道の特色あるプログラムを体験した。子どもに同行した保護者は、忠清南道安全体験館で行われた「体験型安全教育」に格別の関心を示したという。実際の災害現場と似た環境に造成された体験施設で、地震や洪水など危機状況での対処方法を体験し、災害状況別の行動要領や安全な避難方法を学んだ。
関税や原油高などで対米関係に困難を抱える中、忠清南道が中国の地方政府との交流強化に乗り出した。地域の中小企業の輸出拡大はもちろん、青少年修学旅行団の誘致によって地域経済を活性化する狙いだ。忠清南道は中国市場の拡大に向け、昨年8月25日に上海に忠清南道事務所を設置した。
朴洙賢(パク・スヒョン)忠清南道知事は14日、戴兵・駐韓中国大使と会い、韓中地方政府間の協力策を話し合った。この席で朴知事は、民選9期の忠清南道政が中国との協力拡大を推進している点を強調し、AI(人工知能)をはじめ未来産業分野で協力を強化することを提案した。青年や文化・観光・教育など幅広い分野で交流が必要だという点も強調した。
◇朴洙賢氏「忠清南道は中国に最も近しい友人」
朴知事は「忠清南道は中国に最も近しい韓国の友人として、AI強国である中国と先端産業、文化・観光を網羅する新たな韓中協力モデルを作っていこう」と述べた。戴大使は「中国政府と忠清南道が互いに協力できる方策を模索する」と答えた。
戴大使と会った席で、朴知事は中国を出発して瑞山(ソサン)の大山(テサン)港に寄港する国際クルーズ船の拡大を要請した。1日には中国人観光客約1800人を乗せた国際クルーズ船ビジオ号が瑞山の大山港を訪れた。7月に続き2回目の寄港だ。当時、観光客らは1日かけて瑞山の伝統市場や海美邑城(ヘミウプソン)などの観光地を巡り、買い物をしたり伝統文化を体験したりした。瑞山市はスマホ決済や通訳要員の配置などを通じ、10月までクルーズ船の追加寄港を推進している。
忠清南道は地域の中小企業による中国向け輸出市場の開拓にも乗り出している。5月には、中国人に人気の紅参やのり・ナマコ加工品などの健康食品をはじめ、自動車装備部品などを扱う11社が中国・ハルビンで開かれた国際経済貿易商談会に参加し、365万ドル規模の輸出商談を行ったほか、165万ドルの輸出協約(MOU)を締結した。
◇中国人に人気の健康食品を中心に輸出拡大
朴知事は「韓中地方政府間の交流・協力は両国関係の安定的な発展を支える重要な基盤」とし、「今後、多様な分野で協力を強化する」と述べた。
一方、忠清南道は中国の34地方政府(市・省)のうち河北省・広東省など7カ所と姉妹提携を結び、山東省など7カ所とは友好協力関係を結んでいる。毎年「忠南-中国地方政府交流会議」を開いており、今年は11省とともにAI時代の地方政府の協力策について話し合った。
この記事を読んで…