16日、光州特別市木浦市玉岩洞一帯の道路が浸水している。この日、木浦には1時間に66.4ミリの豪雨が降り、1時間あたりの降水量が過去最高となった。 [聯合ニュース]
光復節(解放記念日)連休中に湖南や慶南など南部地方と済州地域に激しい雨が降り、浸水や孤立などの被害が続出した。16日、光州市消防安全本部などによると、15日から16日午後7時までに最大で200ミリを超える豪雨が降り、計142件の雨被害の通報があった。住宅50軒の浸水をはじめ、道路冠水44件、建物浸水16件、街路樹の倒木4件などが報告されたが、人命被害はなかった。
積算降水量は海南201.3ミリ、霊岩186ミリ、木浦166ミリなど。木浦では1時間に66.4ミリの豪雨に見舞われ、1時間あたりの雨量の過去最高を更新した。済州では漢拏山を中心に前日から243ミリの豪雨が降った。
慶南でも前日からこの日午後6時まで統営266.5ミリ、三千浦260.0ミリ、巨済235.0ミリ、南海195.3ミリ、昌原108.0ミリの雨が降った。干ばつが深刻だった昌寧と密陽にはそれぞれ39ミリ、52.3ミリの雨が降り、今回の雨により干ばつが解消されるかに関心が集まっている。専門家らは慶南地域の干ばつを完全に解消するには数日間にわたって200ミリ前後の雨が降る必要があると分析している。
気象庁によると、16~17日に釜山・蔚山・慶南中部南海岸と慶南内陸で50~150ミリの雨が予想され、干ばつの解消が期待される。釜山と慶南中部南海岸では多いところで200ミリ以上の大雨となる見込みだ。大邱・慶北は50~100ミリ、多いところで120ミリ以上の雨が予想される。全南東部の南海岸は200ミリ以上、西部南海岸と智異山付近は150ミリ以上の雨が降るという。
今回の豪雨は西海(黄海)上から北東に向かう低気圧が強い南風の下層ジェット気流と合流したことで発生した。下層ジェットに乗って流れ込んだ高温多湿な空気が南海岸や智異山の地形とぶつかって上昇し、狭い地域で雨雲が発達している。同じ市や郡の中でも降水量の差が大きく広がるのはこのためだ。
これまで干ばつで乾燥していた地域に短時間で多くの雨が集中し、土砂災害や河川の氾濫が懸念される。山林庁は同日午前、光州、釜山、蔚山、慶南地域の土砂災害の危機警報を「関心」から「注意」段階に引き上げた。慶尚南道は17日まで大雨が降ると予想され、非常勤務体制を「非常1段階」に格上げした。河川敷の散策路など69カ所を規制し、土砂崩れの危険がある地域650カ所、海岸の低地帯48カ所、キャンプ場348カ所に対する緊急巡察に着手した。気象庁の関係者は「干ばつ地域に豪雨が降ると、雨水が地表に吸い込まれず急速に流れ出すため、土砂崩れや土砂流出、施設崩壊などの危険性が高まる」と説明した。
雨が過ぎ去った後にはまた猛暑がくる。16日は雨と風の影響で日中の最高気温が24~30度にとどまるが、17日には27~32度、18日からは29~33度まで上昇する。
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