普段からスマートリングを愛用するBLACKPINK(ブラックピンク)のリサ(左)とBTS(防弾少年団)のV(右)。[SNS キャプチャー]
ウェアラブル機器の激戦地が、手首から指へと移りつつある。スマートウォッチが支配してきたウェアラブル市場で、ファッションとテクノロジーの境界を越えるスマートリングが存在感を高めている。
◇「画面がなくても大丈夫」…毎日着ける小さな「存在感」
スマートリングの強みは、24時間着用できる点だ。睡眠中やシャワーを浴びる時も身に着けることができ、製品によっては一度充電すれば最大1週間使用できる。スマートウォッチの場合、充電のために手首から外す時間がある一方、スマートリングは常に指に残り、1日のデータを途切れることなく記録する。微細血管が密集した指に着けるため、生体信号の測定にも有利だ。搭載されたセンサーは、睡眠・心拍数・体温変化・活動量・血中酸素飽和度などの健康データを測定する。
「一晩中、深く眠れなかったため体調が悪い可能性があります。今日は少しでも休息を取ってください」
指にはめて眠っている間、スマートリングは睡眠段階を分析し、心拍数や体温の変化などを測定する。翌朝、アプリで睡眠状態や体調を分析して表示する。普段は気付きにくい「自分がどれだけよく休めているか」を、明確なデータで確認できる。
実際の利用者も、睡眠分析機能を最大の利点として挙げている。スマートリングを1年間使用している会社員のイ・ヘウォンさん(29)は「ジムや水泳のように手を多く使う運動をする時は、むしろ邪魔になるため外しておくほうだ」としながらも、「不眠症に悩んでいるため、睡眠データの分析はかなり役立っている」と話した。これは、睡眠を単なる休息ではなく、健康や体調を管理する対象として捉える最近のスリープテックの流れとも重なる。
リサ・Vが着けた指輪の正体…今や自己管理の激戦地は「指」(2)
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