13日午後、京畿道消防本部所属の消防隊員が、干上がった慶尚南道密陽市(キョンサンナムド・ミリャンシ)のトクトン第1小流池に水を補給している。[聯合ニュース]
慶尚南道と政府、軍部隊、山林庁など関係機関は、利用可能な行政力と装備を総動員し、2日目となる非常給水作戦に取り組んでいる。
13日、慶南消防本部と農業干ばつ管理システムによると、咸陽郡(ハミャングン)も干ばつの「関心」段階に入ったことで、慶尚南道内18市・郡すべてが例外なく農業干ばつの影響圏に入った。
特に、密陽(ミリャン)、巨済(コジェ)、咸安(ハムアン)、宜寧(ウィリョン)、昌寧(チャンニョン)の5市・郡には、最も高い「深刻」段階が発令されている。道内の貯水池の平均貯水率は、平年(70.8%)の半分にも満たない32%台まで急落した。
これにより、稲や甘柿、梨、リンゴなど、道内2400ヘクタールに及ぶ農地で、作物の枯死、葉枯れ、裂果現象など深刻な干ばつ被害が続出している。
状況が悪化すると、消防庁は当初13日に終了する予定だった国家消防動員令を、干ばつ状況が改善するまで延長することを決めた。
全国から動員された消防の給水車は、2日間で計1000回を超える出動を通じて、7600トン余りの水を被害が深刻な地域である密陽、南海(ナムヘ)、金海(キメ)などの田畑に緊急供給した。
これに加え、陸軍第39歩兵師団や空軍、海軍などの軍部隊と山林庁も給水車や人員を大規模に投入し、政府を挙げた支援に加わっている。
慶尚南道の朴完洙(パク・ワンス)知事は現場を点検し、「干上がりつつある田畑に緊急用水を供給することが最も急ぐべき課題だ」とし、きめ細かな支援を求めた。
気象庁は道内の一部地域ににわか雨の予報を出しているが、干ばつを完全に解消するには到底及ばないと見込まれており、当面は全方位的な非常給水支援が続く見通しだ。
この記事を読んで…