11日、フランス・ボルドー近郊のトウモロコシ畑。猛暑と日照りでフランス全域の農家で用水が不足している。[写真 ロイター=聯合ニュース]
英紙フィナンシャル・タイムズなど外信によると、欧州農民協会は初夏の猛暑以降、欧州連合(EU)と英国の穀物生産量見通しを約900万トン下方修正した。
英エネルギー気候変動省は今回の生産減少にともなう被害規模が約21億ユーロ(約3859億円)に達すると試算した。これは昨年の生産額の5%に達する数値だ。
特に6月と7月に続いた猛暑はフランス、ドイツ、ハンガリーなどの主要穀物の受粉期や登熟期と重なり被害が深刻化した。
フランス農務省は今年のトウモロコシ生産量が昨年より35%減り1980年から46年ぶりの低水準を記録するものと予想した。
続く極限気候は農家の風景まで根本的に変えた。英国とスペイン、イタリアなどの農夫は昼間の時間帯の猛暑を避け明け方や夜間の収穫に乗り出している。
英国のある農家では水分含有量を維持するために深夜2時にナタネを刈り取る。スペイン・マドリードの農民は熱くなる土中のジャガイモが傷つくのを防ぐため日が沈んでから作業を行っている。
イタリア南部は猛暑と山火事、北部は豪雨とひょうが重なるなど複合的気候災害で二重苦を体験している。
世界的保険仲介会社ハウデンの研究によると、現在の気候変動によるEU農業部門の年間損失額は約280億ユーロと集計された。
ハウデンは気候危機が収穫量減少だけでなく作物の品質低下まで誘発し、2050年には年平均被害規模が400億ユーロまで増えるだろうと警告した。
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