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ハンファ、オースタルUSA買収を推進…米軍艦建造可能な造船所の確保へ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

ハンファがオーストラリア造船・防衛産業企業オースタルの米国事業部門(オースタルUSA)の買収を進めている。米アラバマ州モービルにあるオースタルUSAの造船所。[写真 オースタル]

ハンファグループが米国内で軍艦を建造する造船所を確保する。オーストラリア造船・防衛産業企業オースタルの米国事業部(オースタルUSA)の買収を公式的に提案した。

オースタルは11日、ハンファディフェンスUSAが「オースタルUSA」の買収を提案したと公示した。ハンファディフェンスUSAはハンファエアロスペースの子会社で、陸・海・空の全領域で米国内の防衛産業事業開発を担当している。


オースタルUSAはオースタルの100%子会社で、米アラバマ州モービル(Mobile)造船所で米海軍・沿岸警備隊艦艇とバージニア級・コロンビア級原子力潜水艦のモジュールなどを生産している。カリフォルニア州サンディエゴ造船所では9000トン級フローティング乾ドックを活用して艦艇の維持・補修・整備(MRO)事業を進行中で、バージニア州シャーロッツビルでは先端開発センターを運営している。


ハンファ側はオースタルUSA買収価格として10億5000万~12億ドル(1670億円~1910億円)を提案した。今回の提案は法的に取引契約締結義務がない非拘束的(non-binding)提案で、実態調査と規制承認などの手続きを踏んでこそ最終交渉につながる。

ハンファの関係者は「米国の造船業再建に大きく寄与することを最優先課題としていて、米国内の事業基盤を拡大するためのさまざまな案を模索している」とし「すべての取引は新規に公開された情報を含め、オースタルUSAの事業および財務現況を徹底的に評価できる実態調査を条件とする」と明らかにした。

オースタル側も今回の提案を評価する価値があると判断し、ハンファ側にオースタルUSAに対する4週間の実態調査を認めるなど売却の可能性を残して交渉に入った。ただ、ハンファがオースタルUSAを買収するまでには対米外国投資委員会(CFIUS)や国防防諜・安全保障局 (DCSA)などの承認と企業結合審査(HSR)、最終契約締結などの手続きがあり、越えるべきヤマが多い。

すでに米フィラデルフィアでハンファフィリー造船所を運営中のハンファが現地造船所の追加買収に動き出したのは、韓米造船協力「MASGA」のシナジーを高めるという判断のためだ。特にフィリー造船所はハンファの米造船事業前哨基地だが、商船が主力で、まだ米軍艦建造資格を取得できていない状況だ。

半面、オースタルUSAはモービル造船所ですでに米海軍・沿岸警備隊艦艇と原子力潜水艦モジュールを生産している。ハンファがオースタルUSAを買収する場合、一気に米軍艦建造力量と生産基盤まで確保しながら現地造船事業拡大に速度を出すことができる。

ハンファはこれとは別にオースタルの経営権取得も推進してきた。昨年19.9%の株式を確保し、同社の最大株主になった。



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